エッセイ・・・オモイツクママ
◆ 仁和寺の御室桜
【e37】
平成23年4月26日
● 京都仁和寺(にんなじ)の御室(おむろ)の桜を楽しんできました
京都仁和寺の桜、嵐山電鉄 御室駅を降りると正面に山門が見えま
す
山門を入ると境内の一角には桜の林があり、満開の花が美しく咲き誇っています
京都では遅咲き桜で知られ、御室の桜(お多福桜)と呼ばれています 。
御室桜は樹の高さが低く目の高さで桜の花を楽しむことが出来ます
樹が低いのは、土地が粘土質で栄養分少なく、深く根を張れない為とか
ご近所の京都出身の呉服屋さんが言いはりました。
「あんさんは、御室の桜のようなお人やなぁ〜」
「美しいお方ですね〜」と褒められたと喜んだらあきまへん
御室の桜は花が低い…鼻が低い…お多福のように
京都の人はキツイ事をさらりと言いはります。
「わたしゃお多福 御室の桜 鼻が低ても人が好く」
今年最後の散りゆく花を仁和寺で御室の桜をゆっくりと楽しみました。
そう言えば妻が京都で記念に買った小さなお多福の置物があります
……妻にそっくりの(汗)
関連ページ →
道成寺の桜【e36】
エッセイに戻る
Copyright(c)2008 オモイツクママ All rights reserved.