数年前に初めての手術に必要な血液を自己採血をした。結局手術には血液を必要としなかったが病院で初めての採血の経験談です。 採血後の点滴では、うとうとと気持ち良く寝てしまっていたようです。
起きて下さいね〜 仕事に遅れますよ
透き通る様な声が頭の中に伝わる 眼を開くと目の前に美しい人が覗き込んでいる 誰!…一瞬眼を閉じ、再び眼を開く
(妻もきれいだが、これほどではない・・・・・苦笑) 起きようとしたが、そのままそっと瞼(まぶた)を閉じた。
起きんかいな… みんな待ってるで〜 大きな声が耳の中に響く 眼を開くと目の前に恐い顔をしたおばさんが
誰だ…周りに眼を転じようとする (妻も怒ると怖いが、これほどでもない・・・・・念為)
あまりの恐ろしさに、ふらふらっと眩暈(めまい)がした。
いかがですか〜 しんどくないですか
優しい声で話しかけてくる 眼をそっと開くと美人の看護婦さんの顔が目の前に 何処…病院のベットの上だった
(天使が目の前に居る、入院も悪くない・・・・・覚悟) 右手は先ほど採血され、左手には点滴の注射針が固定されていた。
手術用の血液400cc採血すると、点滴を2時間近くする事になった
「ビールの方がいいな〜」 「病院には用意していません」と美人の看護婦さん!
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