エッセイ・・・オモイツクママ

 


   ◆ 彼岸の中日
【e51】

平成24年9月22日

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 ● 秋のお彼岸の中日

 今日は秋のお彼岸の中日です、今年のお彼岸は一日ずれています。毎年23日でしたが今年は116年ぶりに暦の関係で22日になります。中日(秋分の日)を挟んで前後3日間、19日から25日までの計7日間です。地球の公転による平均時間で計算によって決まります。
 昼と夜の長さがほぼ同じになり、太陽が真西に沈むのは年に2回、春分と秋分。この日を祝日として国立天文台の暦に基づき閣議で日付を決定し、春分の日、秋分の日として国民の休日としています。

 仏教の教えに従えば阿弥陀仏がいる極楽浄土は太陽の沈む真西にあると教えています。死後の世界を極楽浄土に思いを馳せ、あこがれるのは当然で、煩悩と苦悩に満ちた現世の此岸(しがん)に対して悟りの境地である西方極楽浄土を彼岸(ひがん)と称します。
 お彼岸のこの日に亡き人の供養をして故人や先祖の人の霊に会いにお墓参りをします。
 
 別に宗教心があるのでは無いのですが季節の行事にならっておはぎを造OHAGI000.JPGり、型どおりのお供えをした後は食べます。甘さ控えめで、たくさん食べられて、みんなに好評です。
 おはぎがお嫁に行く時は あんこときな粉でお化粧して まあるいお盆にのせられて 着いたところは口の中・・・・ (笑)

「おはぎ」は秋の萩にならい、また春は牡丹に因んで「ぼたもち・・・牡丹餅」と呼ばれています。風流な名前をつけたものです。それぞれにつぶ餡、こし餡とも言われますが、昨今は区別があいまいになっています。

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