現在特別展として「森と湖の国フィンランド・デザイン展」が7月28日まで大阪市立東洋陶磁美術館で開催されています。ガラスと陶磁器のデザイン展で生活の中に取り入れられた革新的なデザイン、生活の中の美、洗練された美しさを展示された150点にフィンランドの魅力をいっぱいに紹介されていました。
アートグラスとしてカラフルなタンブラー、ワイングラス、花瓶、現代作品の雷鳥、魚、盆栽・・・・美術工芸品が並ぶ。
館内の撮影は今回から不可との事でパンフレットから撮影しました。
左のチケットの写真は盆栽をイメージしたアートグラスです。
右上の写真はフィンランドの代表的なデザイナー・カイフランクのキルタです。シンプルなデザインは生活用品に作り上げ世界中でも人気で、日本でも特に若い女性に大人気です。
右下のアールトの花瓶はパリ万博に出品されたもので湖の形をモチーフとしたものと言われます。いずれも色彩豊か、シンプルで実用性の高いデザインはフィンランドのグラスや陶磁器の魅力です。
他に平常展として日本の陶磁、また中国陶磁、韓国陶磁がそれぞれの部屋に展示されていました。
大阪市立東洋陶磁美術館は住友グループが大阪市に寄贈した安宅コレクションが中心です。主に朝鮮陶磁、中国陶磁でベトナム、日本・・・・の陶磁も含まれます。国宝2点、重文も多くあり、その後も寄付や購入で多くの作品を所有、展示されています。また今回のような企画展・特別展が開かれ楽しみにしています。
東洋陶磁美術館は京阪電車又は地下鉄御堂筋線淀屋橋駅が近いです。
中之島にあり、大阪市役所、大阪市中央公会堂、府立中之島図書館と並んでいます。淀屋橋港には水上バス乗船場も在ります。
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