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   ◆岩船寺・浄瑠璃寺【103】

平成21年11月3日
   
 秋の石仏の里、当尾を岩船寺から浄瑠璃寺まで歩いてきました

 011.JPG近鉄奈良駅からバスで浄瑠璃寺まで(570円)乗車。ここで11時46分発(通年毎時)の木津川市コミニュニティバスに乗換6分(200円)で岩船寺に到着しました。ここから石仏の里、当尾(とうのお)を岩船寺から浄瑠璃寺に向かってハイキングします。
 
 これは浄瑠璃寺の方が帰りのバス便の選択肢が多いのと、下り道になるからです。乗用車の場合は岩船寺前に駐車場があり、寺に向かって左側が100円、右側が200円です。ここに車を止めて浄瑠璃寺まで歩き、バスで戻るも良いでしょう。
 
浄瑠璃寺 地図

 まず紫陽花の寺で知られる岩船寺を拝観(300円)、天平元年(729年)行基の創建といわれる。001.JPG 秋の紅葉はまだ一週間ほど早い、正面の三重塔を見上げながら庭園を巡る。 鐘楼で妻は煩悩を払うべく梵鐘を撞く、「ボ〜ン」と澄んだ鐘の音が静かな山の中に響く、もうお昼時である。庭の奥、小高いところにベンチがあり寺内では珍しく「食事可」とある。ここで持参のお弁当を食べる。今日は少し肌寒いが時折、雲間から射す太陽の日が暖かい。
 食事も済ませ元気を取り戻してから浄瑠璃寺(約2km)まで歩く。002.JPG車道を少し歩くと直ぐ右に遊歩道がある。少し狭くて階段状になっているが手すりが整備されている。大きな八帖岩が覆いかぶさるようにある。ここからは少し降ると広い緩やかなT字路に出た。右に歩くことになるが、左に10m程歩くと「笑い仏」の石仏があった。003.JPG

 元に戻って広く緩やかな道を歩く、今日は散策する人々が多い。無人販売所もある。枝付の柿、つるし柿、角ナス(フォックスフェイス)・・・・何れも100円安い。さっそく500円004.JPG 玉を料金箱に入れて買う。

 歩きながら小さなつるし柿を食べる・・・甘い。ここから先は多くの店が点在している。背中のリュックがだんだんと重くなる。
 道端には真っ赤な野いちごが妻はせっせと005.JPG採っては歩きながら食べている、甘い、酸っぱい・・・・。道端に「からすの壷二尊」、阿弥陀如来坐像と地蔵菩薩立像である。さらに進むと「やぶの中三尊磨崖仏」、まもなく浄瑠璃寺である。

 007.JPGお昼前にバスを乗り継いだ所である。広い駐車場、食事処、農産物の販売所がたくさんある。浄瑠璃寺の山門をくぐると浄土式庭園、中央には大きな宝池がある。ススキの穂が太陽の逆光を浴びてキラキラと眩い。
 東側(此岸)には三重塔があり西方浄土に送り出してくれる薬師如来像をまつってある。しかし現在は修理の為に薬師仏がいらっしゃらない。

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 なんて言う事だ!・・・・まだ彼岸には行けないのか! 薬師如来に送られて。されば今日は二人で歩いて彼岸に行くことにする。(笑)008.JPG
 サンキライの赤い実が生っているのを始めて見た。池の反対、西側(彼岸)には本堂があり阿弥陀如来像をまつってある。阿弥陀如来に迎えられて西方浄土の極楽へ行くことが出来る。しかし現世での私の生き方を見ると難しそうである。(後悔)
 この池の畔には白いムラサキシキブの実、ワレモコウ、010.JPGくちなしの実が生っている。ここ彼岸から見る此岸(現世)は美しい。赤く染めた紅葉、緑の木々、赤く塗られた三重塔が池の面にゆらゆらと映る。6枚の写真でパノラマ写真を撮る・・・・上手く撮れたかどうか。

 次に本堂(400円)に入って阿弥陀如来像(藤原時代)に対面する。九体の阿弥陀如来像(国宝)は東を向き此岸から拝めるようにしてある。私たちを理想の未来へ迎えてくれるという。どの如来が僕を迎えてくれるのだろうか、往生には九つの段階があるという。下品下生(これは無いと思うが)から上品上品まで九品(くほん)・・・・もっと努力をして心がけを良くして置くべきだった(涙々)。妻が阿弥陀如来中尊像の前に座ってお香を焚いている。
 ちょうど11月末までは秘仏・吉祥天女像(鎌倉時代)(重文)が開扉されている。豊かな暮らしと平和を授ける幸福の女神だそうである。
 
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 お寺を後にして駐車場に出ると近鉄奈良行き最終バスは15時38分、まだ1時間ある。その前に毎時46分発、の岩船寺経由のJR加茂行きのバスが走ってきた。これを逃す手は無い。加茂駅まで28分(600円)、加茂駅始発15時34分発の大和路快速、大阪行きがホームに入線していた。結局、近鉄線でもJRでも遠回りでもあるが時間も料金も大して変わらなかった。車両は221系でクロスシート、始発でもあり座席も空いていて、ゆっくりと大阪までくつろげました。
    (記載時刻、乗車賃、拝観料等は平成21年当時です
関連ページ → 岩船寺〜浄瑠璃寺【220】
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