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  ◆光のルネサンス【105】
         

平成21年12月15日(火)
   
 2009 光のルネサンス 中之島を散策

 大阪中之島の光のルミネサンスを見に行ってきました。淀屋橋駅で下車、御堂筋のいちょう並木は美しくイルミネーションで飾られている。市役所受付に寄ってガイドブックを貰う。2009_1215画像0038-1.JPG

 中央会場の市役所南横、みおつくしプロムナードの光のアーケードは5時に点灯、LED、約20万球の光が輝くイルミネーションです。待ちかねたように多くの人がそぞろ歩きます。府立図書館正面入り口に投影されるウォールタペストリー光のエンターティメントには多くの人の列、通行制限が為されています。音楽に合わせて光るイルミネーションのショータイムの為である。

 2009_1215画像0007-1.JPG 大阪中央公会堂を過ぎ市立東洋陶磁美術館に立ち寄る。池田遥孫の代表作「雪の大阪」(169.0×235.4cm 2曲1隻)が特別展示されている。1928年の大雪に見舞われた難波橋から東の大阪中之島の町並み、第9回帝国美術展覧会で特選を受賞した作品である。白く覆われた中之島公園(現在のバラ園)、遠く天守台(天守閣は1931年再興)が描かれている。素晴らしい作品である、ぜひ一見の価値がある。(大阪市立近代美術館建設準備室のコレクション、早期建設が待たれる)

 美術館の反対側はシャンパンをイメージしたイルミネーションの通り。エールフランスが出展、フランスの食材や食べ物が販売されている。光のルネサンス公式グッズ販売店もある。

 東会場は難波橋をくぐり中之島公園、バラ園が会場になっている。今年は東会場も充実年々賑やかになってきました。2009_1215画像0015-1.JPGいろんなイルミネーションに飾られた会場、テントが張られ全国の美味しいものが食べられる。イルミネーションに飾られたツリーの灯りが流れるように落ちる、幻想的である。横を流れる土佐堀川にはイルミネーションに飾られた遊覧船が行きかう。0025.JPG大型の水上バスも走っている。

 石材で造った多くの作品の灯篭が明かりを灯していた。「石灯りロード」香川県高松市では毎年行なわれているそうです。販売もされていて値段がついていました。又これらの作品コンテストが行なわれており応募しておきました。

 中央会場の市役所に戻り庁舎1階の「中之島おもてなしカフェ」で休憩。丁度ノルウェー人のクリスマスソングの合唱が、昨年まで正面に飾られていた大きなツリーはノルウエーから贈られたもので今年は飾られていない。その交流が絶やさない為に在阪ノルウェーの人によるコンサートのようである。

 2009_1215画像0052-1.JPG次に西会場に向かう。コンサートを楽しんだ後、京阪電車で二駅西の中之島駅まで乗車、市立科学館の横にある会場は鳥取市の砂の美術館による砂像「都会に舞い降りた天使の物語」である。幻想的な光に照らされた世界である。各テントには世界各国のグルメが出店をしている。2009_1215画像0055.JPG大きなスノーマンがイルミネーションに飾られている。この西会場は少し物足りなく人の出も少なかった。帰りは徒歩で淀屋橋駅まで戻る。

 市役所前の御堂筋を挟んで日本銀行大阪支店がある。明治36年建築のネオ・ルネッサンス様式を用いたモダンな建築で玄関前にはイチョウの木の黄色い葉が一面に敷き詰められて美しい。一万円札でも敷き詰められていないかと見ていると、正面左隅に明治4年に建てられた駅逓司大阪郵便役所跡の記念碑が立っていた。

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