●永源寺と湖東三山の紅葉
バスツアーで紅葉の永源寺と湖東三山のお寺をハイキングをしてきました。滋賀県の湖東三山は紅葉の有名なところです。大阪からはバスツアーか、JRとシャトルバスか、自家用車で行くかです。今回はバスツアーで運転の気苦労も無くお参り、紅葉の観賞をしてきました。しかしツアーコースは少し欲張り過ぎた感がありました。
■最初に訪れた永源寺(えいげんじ)は
愛知川(えちがわ)の右岸にある臨済宗永源寺派の総本山、右手に愛知川を見ながら参道の石段を登る、
左手には十六羅漢の石仏が並ぶ。参道には紅葉や楓が紅葉して色鮮やかで美しい。
永源寺の総門に続いて山門をくぐって少し歩くと、鐘楼の左正面、大きな葦(よし)で葺いた屋根の方丈(本堂)があり、御本尊、世継観音菩薩が祀られている。
■百済寺(ひゃくさいじ)
押立山(771.8m)の山腹にある天台宗の寺院。湖東三山の中で最も古く(606年創建)、
百済からの渡来人の為に創建されたお寺で建立時は「くだらじ」と呼ばれていました。本尊は十一面観世音菩薩で「植木観音」と呼ばれる聖徳太子自作の仏像と伝えられている。
庭園は山を借景にした池泉廻遊式、観賞式庭園で山々の紅葉と調和して見事である。
■西明寺(さいみょうじ)
湖東三山の一つに数えられる天台宗の寺院。本堂(国宝)の右方に立つ三重塔(国宝)は、桧皮葺(ひわだぶき)で総桧の建物です。
境内に咲く天然記念物の不断桜
は春秋冬に開花する高山性の桜で、樹齢約250年だそうです。
名勝本坊庭園は紅葉の下、鶴や亀をかたどった石組みなど見ごたえのある池泉観賞式の庭園である。
■金剛輪寺(こんごうりんじ)
湖東三山の一つで奈良時代に聖武天皇の勅願により行基が開山した天台宗の寺院。本尊は行基の作と伝えられています。
石段の参道沿いには風車をお供えした千体地蔵、登り詰めたところに、大きなわらじが下げられている二天門(重文)、そして本堂(国宝)、三重塔がある。