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  ◆ 愛知県・小牧山【137】

平成24年6月19日

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
  ●愛知県・小牧市にある小牧山に登山

 愛知県、尾張平野の北東に位置する小牧山(85.9m)を登山。小牧山頂上には織田信長によって1563年に築城され、小牧山城が建てられた。その4年後には廃城、1584年に豊臣秀吉と対峙する徳川家康によって城跡は改修され本陣とした。KOMAKI008.JPG
 その後、秀吉と和解再び廃城となった。昭和43年にこの山城跡に篤志家の寄付で京都の国宝飛雲閣をモデルに立てられた歴史館である。小牧の歴史に関する資料が展示されている。
 平成25年には小牧山城、築城から450年を迎えます。まるで古墳のようで街中の住宅に囲まれた中に忽然と緑の木が生い茂る独立した山である。

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↑ 地図をクリック 地理院地図「愛知県・小牧市」にリンク

  登山? トレッキング? ハイキング? 散策…… KOMAKI000.JPG小牧市役所前のバス停横にあるスーパーアピタの駐車場からスタート。同行の女性は登山を拒否、アピタに買い物に行く。
 孫と二人で向かい側の史跡公園に指定されている小牧山に登山開始。左回りに史跡公園入り口から山の裾野を歩く。KOMAKI001.JPGコースも地図もないままに歩いていると早くも休憩施設、そして復元された井戸跡、城の裏門にあたる搦手口(からめてぐち)に出た。
 ここからはいよいよ登りにかかる、くねくねと曲がった狭い山道、階段、良く整備されていて、人々が三々五々歩いている、孫が「こんにちは」と挨拶すると行き交う人もニコニコと答えてくれる。やがて最後の階段を登ると小牧市歴史館(小牧城)である。(入館料大人100円、幼児無料)KOMAKI003.JPG

 中に入ると大変である発掘資料を見て「これ何、あれ何」の連発、歴史に疎い自分はこれには閉口、さっさと最上階を目指す。階段の段差が高く小児に登れるか心配になるが手すりを持って平気に登ってくる。
 最上階からの眺めは何も遮る物がなく見通しは良い。小牧山は尾張平野の中心にあり眺望は遥か南に山の裾野には霞んでいるが犬山城か、アピタと並んで小牧市役所、東には名鉄小牧駅。
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 アピタが見える、携帯電話で連絡して手を振る「見えるか」と言うと地下売り場で買い物中「見えへん」となんとも愛想ない(涙)

 資料館の裏手に小牧山(85.9m)の二等三角点がある。KOMAKI007.JPG ここが山頂である、記念の写真を撮る。
 下山開始、此処からは大手口(正面ルート)に降りれば近道だったのですが地図も持たず、道を間違え西自然遊歩道を歩いた。結局小牧山の周りを一周した。孫は元気に歩くのにはびっくりした。
 登りに約25分、歴史館内に25分、下山に25分を費やした。
標高100m以下の登山紀行
関連ページ →大阪市・天保山(4.5m)【110】
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