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  ◆ 三石山 登山【169】


  平成25年11月5日

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
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 和歌山県北部橋本市にある三石山(みついしやま)に歩いてきました。三石山は岩湧山の南東に位置し、マイナーな山で歩く人も少ないようです。枝道も多く標識も少ない、地図をしっかりと見ながら歩く必要がある。手頃な日帰りコースなので一人で歩いてきました。
001.JPG  南海高野線、紀見峠駅から舗装された林道を歩きます。改札を出ると直ぐ左に電車沿いを歩き踏み切りを渡ります。緩やかな登りで、途中三差路で岩湧山方面は見送り左に登りの道なりに歩きます。三石山の道標は小さくここでは見当たりません。

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 舗装された広い高山林道は途中に枝道は所々あるが、道なりに歩きます。約60分歩いた所で舗装が切れ砂利道に、所々舗装されたところも有りますがやがて右に曲がると突き当りがT字路になっていて大きな三石山の標識が有り、右に岩湧山、左に三石山、ここは左に歩きます。003.JPG 数m歩くと草むらに隠れた標識がある。見逃しそうであるが、ここから右に草むらに隠れた踏み跡を歩く事になる。木にカラーテープが巻いてある。少し登ったところで道が左右に、右に曲がると登りでそして下りになる、これはおかしいと元に戻ると先ほどの所の足元に矢印が左に曲がるので草に隠れて見えなかったのである。


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 ここからは草むらの中を歩くが踏み跡がはっきりしている。やがて急な上りになる、木の根っこに足をかけながら登る事になる。頂上に向け急な登りは自分にとっては眼の不具合で段差が把握出来ない下りが不安になる。
 まぁ、いいか 頂上目の前で少し緩やかになったところに左に杉村公園への下山標識が、ここを降りればまた違ったコースでと安心する。

004.JPG  やがて三石山(738.4m)山頂に、さっきの緊張からお腹が空いたので昼食にしよう、時計を見るとまだ11時30分である。三角点の横でセルフタイマーで写真を撮ってしばし休憩。登山者には誰一人と出会わない。
 標識には頂上から反対側に岩湧山、紀見峠には緩斜面とある。登ってきた急斜面側に下りるが、途中から杉村公園方面に歩く事にした。
 

006.JPG  最初は稜線上で緩やかであるが低木が生い茂り歩きにくい、杉の大木が風もないのにギシギシと不気味な音を立てる。行くてを大きな大木が行く手を遮るかのように三本折り重なるように倒れている。根っこのほうに回ると崖で反対側は木の葉が茂り回りこめない。仕方がない。倒木の下をくぐることに、一本目を潜り抜けたが、次はリュックが邪魔なので先に放り投げ、再び潜る。007.JPG

 面白いと思って歩いていると今度は低木が邪魔になって歩きにくい、脚に引っかき傷が、気を取られている内に目印の白いペンキのマークされた木を見失う。行き当たった崖の縁には踏み跡も見当たらない。探すのを諦めて戻ることにした。やがてペンキでマークされた木を発見、たどっているうちに遠くに町が見える、こちら側に下山道を探していると明確なV字型の道を見つける。15分ほど余分に時間ロスした。

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 歩きにくい道で60才代の時であればもう少しリズミカルに歩けるのですが、足元を見ながら岩の上を一歩一歩踏みながら歩く。足元ばかり見ているので明くる日は首が少し痛くなったのとストックを握る手の平が痛い。
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 およそ50分でT字路にここで一休み、ここから左に行けば午前中の道に出るようだが、ここは右に杉村公園に歩く。途中は細い道で所々V字型の急坂もあるが大したことは無く、後は緩やかな道ではあるが距離は長い。ここから60分で普源寺への分岐、009.JPG更に30分で吊橋の丸尾橋に着く。

 吊橋の麓で写真を撮っている人と出会った。ここで30分ほど写真の話をしながら休憩、杉村公園まで御一緒する、車で紅葉の写真を撮りに来られていたが、まだ紅葉には早いようである。


三石山登山地図


2-1.JPG  紀見峠(無人)駅〜(60分+20分)三石山の標識〜(45分・道に迷う)三石山山頂〜(30分+50分・稜線上で道を探す)T字路〜(60分)普源寺へ標識〜(30分)丸尾吊橋〜(20分)御幸辻(無人)駅 

  歩行距離:約9.5km 歩行時間:約5時間25分 総時間:6時間35分

 関連ページ →岩湧山 ダイトレ【98】 岩湧山 四季彩館【38】
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