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  ◆有馬富士【173】

     平成26年2月25日

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
  ● シニアの歩く 関西近郊のハイキング、登山紀行です  

 兵庫県三田市に位置する有馬富士(374m)に登山、そして有馬富士自然公園をハイキングで楽しんできました。大阪駅からJR福知山線を新快速で42分、新三田駅下車。駅から兵庫県立有馬富士公園までは四車線の有馬富士公園線を徒歩30分、駐車場(無料)も広く整備されています。
 途中公園線の左にハイキング道が有ります。舗装道を歩くのがいやな場合はこの道を歩きます。わき道を少し下ると左に八幡宮の白い鳥居が見えます、八幡宮に寄り道をしてから元の道をまっすぐに道なりに歩くと30分足らずで福島大池に着きました。

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 004.JPG 有馬富士の登山道は二ヶ所有り、福島大池西側の登山コースと池に沿って東に歩き、森林公園内の尾根ルートを南側から登頂するコースです。今日、このルートは下山コースに選びました。
 003.JPG 有馬富士の登山は福島大池の西側の登山口から歩きますが、右に小さな橋を渡ると池の向こうに有馬富士が聳えています。池の面には逆さ富士が、そして山の麓には茅葺の民家、棚田が望見出来ます。せっかくの景色ですから登山は後にして公園を散策します。
 最初に管理事務所(パークセンター)に、
ここでコースを紹介した案内図などを頂きお話を聞きました。公園内には自然学習センターに展示室も有り 、屋外のフィールドと四季折々の里山が観察できます。入園・入館料は無料です。

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 広い公園内を1時間ほど歩き写真を撮ったり景色を楽しみます。12時頃にもとに戻り登山口から標識に従って歩きます。低い山で、ほとんど舗装された広い緩やかな登り道で途中の東屋で三脚を据えて小鳥の撮影をしている人とカメラやスキーの話に暫し閑談、難なく30分足らずで峠に出ました。ここからは千丈寺湖には尾根ルートが続きます。(千丈寺湖から湖岸をJR広野駅に歩くのも良いと思います。整備された広い道で安心して歩けるようです。)
 
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有馬冨士地図

 今日は有馬富士山頂の四等三角点が目標である。峠の少し手前を右に階段状の細い急な山道を、北側から山頂を目指す。そして最後に急な岩場が待っています。右に左にと頂上に向かって岩を掴みながら這い登ります。10分位の登山で、12時30分に有馬富士山頂に、ここで昼食にする。
 
 008.JPG下山は反対側の南側に下りることにする、やはり急な岩場である。眼の不自由な自分にとっては足場の確保が難しく右に左に逃げながら足場を探す。岩場を終わった所に右から細い道が合流している。最初に登った岩場から途中左に逃げて山頂を巻くようにして、ここで合流する。009.JPGここに「わんぱく砦」と標識にあるが上を見返るとやはり急な岩場である。 

 ここからは「つばきの小道」、「野鳥の小道」など多くの枝道があるがどこを歩いても問題は無い。やがて芝生広場にそして福島大池の東側に出た。北岸を歩いて今朝、対岸から見た「かやぶき民家」に立ち寄る事にした。

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 懐かしい佇まいである、縁側の日の当たるところで横になって昼寝している人がいる。土間にいる女性はボランティアで人は住んで無く、公園の一部のようである。木の臼や古い火鉢が置いてある。懐かしい煙の匂いがする、屋根の茅葺に虫がつかないようにいつも薪を焚いていなければならないのである。女性は山陰の関宮に住んでいたという、懐かしくしばし昔の話をしながら休憩をさせて頂く。

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 この公園は広い自然公園で有馬富士を背景に景色も良く湖面に映る逆さ冨士、樹木に覆われ小鳥のさえずり、春、夏、秋は花も楽しめるようです。
「遊びの場」もあり子供から大人まで十分楽しめます。

 帰りは新三田駅には15時17分発、電車は一時間に快速を含めて6本ある。各停も宝塚駅で快速電車に接続している。
 福知山方面に三駅先の藍本駅からは 虚空蔵山(592m)から丹波・立杭陶の郷に歩けます。

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