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葛城山山頂


◆天狗谷道〜葛城山【174】

     平成26年3月11日

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
  ● シニアの歩く 関西近郊のハイキング、登山紀行です  

 葛城山登山には奈良方面から北尾根コース、櫛羅(くじら)の滝コースとあるが、今回は大阪方面の近鉄長野線・富田林駅から金剛バスに乗車。東水分(ひがしすいぶん)バス停からは国道309号線を歩いて天狗谷道を大和葛城山(篠峰山)に登山、下山は葛城山ロープウェー登山口から奈良の近鉄御所(ごせ)駅まで歩いてきました。

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「地図をクリックする地理院地図の大阪府南河内郡千早赤阪村大字水分にリンクします」

 快晴に恵まれた今日は久しぶりに葛城山を歩いてきました。3月とは言え、山頂付近にはまだ雪が少しは残っているだろう。しかし思いのほか昨夜に降った雪が積もり登山道から山頂にかけて雪景色でした。

 富田林駅からのバスは東水分まで1時間に一本程度です。(平日はここが終点です、土日・祝日は水越峠まで運行されています)
 ここから国道309号線を水越峠方面に、30分ほど歩いて青崩(あおげ)の集落にある葛城登山口から天狗谷道に入りました。さらに歩いて水越峠からもダイヤモンドトレールを歩いて葛城山に登れます。
 
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 登山開始から坂道を10分ほど歩くと前方に三本の分かれ道、ここは左にとります標識は見難いです。天狗谷を流れる川沿いの天狗谷道を歩きます。途中は沢道を歩きます、岩がゴロゴロ、002.JPG 昨夜からの雪が白く積っています。やがて大きな岩が、足場が無いので太い鎖が張って有り、これにつかまりながら滑らないように登ります、岩場の距離は短いです。あとは階段状の急な登り道で雪が積っていて注意しながら登る事に。
 
 003.JPG 60分ほど登り、息切れがしてくる頃、コースの中間地点にベンチがある、ここで休憩します。
 004.JPG ここからは傾斜も緩やかになり、杉やヒノキの中をさらに雪道を歩くこと55分、広いダイヤモンドトレールに出ました。左に岩橋山、弘川寺道、右に葛城山です。5分も雪道を歩くと白樺食堂です。暖かいものでも食べようかと思うと、火曜日は休みとの事、自販機で熱いコーヒーを買いました。

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 葛城山頂までは直ぐです、広くなだらかな葛城高原にある葛城山(958.8m)山頂(二等三角点 点名:篠峰山)で記念撮影、見晴らしも良く金剛山の山容が目の前に広がります。
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008.JPG 所々設置されたベンチで昼食にしますが冷たい風が身に凍み、元に戻って食堂裏の展望台で食事にしました。ここは風もなく暖かい日差しが心地良い。視界も良く眼下には左から、奈良・若草山、高田市、大和三山、御所市と、遠くに三峰山,高見山、台高山脈が望見できるという。

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009.JPG 下山はロープウェー乗り場のほうに舗装された広い道を下る。 やがて左に北尾根(新登山道)コースの矢印があります。自然研究路の道を通って北尾根コースをロープウェー乗り場まで下ります。
 1時間に一本のバスが出た後で歩く事にして、ここから奈良交通バスが走る広い道を避けて安佐川沿いの集落の中を通る狭い急勾配の道を下ります。バスは集落を避けるため猿目橋バス停まで広い道路を大きく蛇行しています。後はバス道を東方向に近鉄御所線・御所駅まで歩きます、およそ1時間ほどでした。
  歩行地図距離:約12.8km 
関連ページ→
「葛城山周回コース」  くじらの滝〜北尾根【306】
「弘川寺道コース」   弘川寺から葛城山【213】
「天狗谷道コース」   天狗谷道〜大和葛城山【174】
「北尾根コース」    大和葛城山〜岩橋山【109】
「櫛羅の滝コース」   大和葛城山〜水越峠【79】
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