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 ◆ 犬鳴山ハイキング【198】


平成27年4月21日(火)

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
   ●大阪屈指のパワースポット・真言宗犬鳴派の本山「七宝瀧寺」に歩いてきました 

 001.JPG 犬鳴川渓谷沿いを七宝瀧寺までをハイキング。美しい渓谷に囲まれた神秘的なムードに囲まれた聖地で、真言宗犬鳴派の本山「七宝瀧寺」です。またここは大阪屈指のパワースポットと言われ、 661年に修験道の開祖役の行者によって開山された霊場でもある。大峰山より6年早く、元山上ヶ岳とも呼ばれ修行の場として「行者の滝」「表行場」「裏行場」など過酷な行場もある。

犬鳴山 コース地図

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 犬鳴山は山名ではなくて犬鳴川渓谷を中心とした、燈明ヶ岳等の山域全体を犬鳴山と言い七宝瀧寺の山号を「犬鳴山」という。七宝瀧寺本堂奥の「行者の滝」では一日体験修行も出来るようです。
 春には山桜、新緑そして紅葉が見事で「大阪緑の百選」に選定されています。静寂の中に流れる清流、苔むした岩場、大小の滝が次から次へと楽しめるハイキング、帰りには秘境ムードの犬鳴山温泉(泉質:純重曹泉)に浸かり身も心も癒してくれました。
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 今回は南海電車、泉佐野駅からバスで犬鳴山バス停まで30分の距離です、途中JR阪和線の日根野駅に接続します。 犬鳴山バス停で降りると温泉街の入り口、駐車場もあります。寺院までの参道には数軒の温泉宿が立ち並んで日帰り温泉も楽しめます。  (ハイキングは七宝瀧寺まで約1.5km、往復には休憩を入れて本堂奥までゆっくりと歩いても約2時間30分でした)
 
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 写真を撮っていると白い犬が一匹、こちらをじっと見ている。歩き始めると自分たちの前を先導するかのように歩き始めた。時には首を振って付いて来いと言わんばかりである。 
 やがて道の真ん中に大きな杉の木(大阪府で一番高い杉の木)が、一の橋を渡ると大師堂がありここから霊域である。
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  二の橋を渡り、しばらく歩くとこれより行者道と書かれた石柱が建ち、足元の道が岩で少し険しくなりゆるやかな登りになる。007.JPG
 清流には大小の滝が見られ、大きな屏風岩も立ちはだかる、その間を縫って登っていきます。やがて小さな橋を渡ると金高大神が祀ってある。
 


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006.JPG  バス停からゆっくり歩いて25分、朱塗りの瑞龍門 (行者迎えの門)、 赤い神宝橋を渡ると護摩場があり、更に神明橋をわたると出世稲荷大明神と次から次へとお参りする所が続く。犬鳴山の山号となった由来となった「義犬の墓」がある。

 「犬鳴山伝説によると、その昔、紀州のある猟師が鹿を追って滝の近くに来た時、連れていた愛犬がうるさく吠えたて獲物をとり逃した。猟師は、怒って犬の首をはねてしまう。愛犬の首は飛び上がり、今まさに猟師を呑もうと狙っていた大蛇の首にかみつき、大蛇と共に息絶えた。犬が吠えたのは、主人の危急に気づき、救おうとしたからだったのだ。犬の心を知った猟師は悔いて修行者となり、愛犬をねんごろに供養し、また自分の田地を不動堂に寄進した。そして、この時から山名を犬鳴山と呼ぶようになったとある。」
 
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 やがて左に五本松から和泉葛城山へと続く階段がある。 まっすぐ進むと護摩場の奥に巨大な身代わり不動明王が中央にこちらを睨み、向かって左に弘法大師像、右に役の行者像が座っている。
 この横には鐘楼があり妻が3回つきます。
 一ツつけば六根清浄 滅除煩悩 滅除業障、二ツつけば先祖代々追善菩提の為なり、三ツつけば家内安全所願成就の為なり、それ以上つくと願いが敗れるとのことでした。
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 休憩するところもあり、お手洗いもあります。ここから先はペットや動物の持ち込みは禁止になっていました。 気がつくと今までお参りしたり写真を撮ったりしているのを静かに待ってくれながら50分あまりの参道を先達してくれた白い犬が居なくなっていました。

015.JPG ここから階段を登ると七福神堂、ボケ避け不動尊、十二支守り本尊、そして本堂(不動堂)です。広いお堂内の床はきれいに磨かれているが土足可となっていました。お参りの後は本堂を抜けて奥の引き戸を開け外に出るとそこは行場になっている。赤い行者橋の向こうに行者の滝が水しぶきを上げて流れ落ちています。横には役の行者像が、その下は「行者くぐり岩」になっていてくぐって見ます。
 
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 前回は一人でここから「元山上ヶ岳」の標識に従い赤い鳥居をくぐって滝の上から表行場道に挑戦、高城山に登りました。 今回、赤い鳥居の前に「これより行場につき修行者以外の方の通行を禁止します」とありました。

 012.JPG本堂から身代わり不動明王のところに戻ると白い犬が尾を振って待っているではありませんか。手持ちのパンを与えると喜んでくわえて別の場所に置き、もうひとつ与えるとそれも持って行き、それから安心して食べている。

 帰りも急な下りも馴れた足取りでずっと後、先と私たちを気遣いながらバス停近くまで一緒に、そして気がつくといなくなっていました。014.JPG

 自分は今日が75歳の誕生日でした。バス停前の不動口館で温泉にゆっくりと浸かり、夕食をしてから帰宅。何かの縁があったのでしょうか、不思議な出来事に帰ってからも二人で話題になりました。


 ●今回は通年発売の南海電鉄割引切符「犬鳴山温泉&ハイキングきっぷ」を利用して歩いてきました。
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