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 ◆巻向山 ダンノダイラ【219】


平成28年4月5日

ハイク・登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
●  大神神社の御神体、三輪山の東にある巻向山からダンノダイラ (2016.04.05)

 大神神社の御神体、三輪山の東にある巻向山からダンノダイラに歩いてきました。近鉄桜井駅北口から桜井市コミュニティバス・初瀬朝倉台線[奈良交通]が出ています。001.JPG桜井駅前にはバス案内書・切符売り場、観光案内書があります。
 1〜2時間に一本、黒崎まで25分(10:00発、11時39分発280円:2016.4現在)002.JPG 下車してすぐの白山神社にお参りします。
 ここから登山口かと近くの人に聞けば一つ手前の朝倉小学校横から登山道があるとのこと、少し後戻りをしました。

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 当Webサイト(ホームページ)のルート地図は参考の為、個人的にコピーされて「グループ内で私的に利用する」のには問題ありません。 但し刊行、インターネット等で不特定多数への公開の為に、この地図を第三者がさらに複製する場合は国土地理院長の承認を得なければなりません。
 10時45分
 小学校横から登り始めると籠と鍬をもった人が土を掘り返しています。一面に咲いている可憐なスミレ草、地元の人で近くの竹林でタケノコを掘りに来たがイノシシが掘り返した後で収穫なく、スミレ草を採取していたそうです。スミレ草など野草は庭ではなく野に咲いていて風情があるのですがね〜。

 003.JPG - 162,433BYTES登山道はここをまっすぐとのこと、小学生の頃に遠足で奥不動寺まで歩いたそうです。これは楽勝か・・・・(笑)。
 歩き始めると結構急な登りで途中から大きな石がゴロゴロ、枯れた沢道です。この日は気温が低かったのですが汗だくになりました。一時間近く歩くと倒木が目立ち、沢状の地形がなくなりました。004.JPG 雑木が生い茂り、踏み跡がなくなります、木にまかれた赤いリボンも見当たりません。一か所だけありましたが古い色あせたリボンです。周りをうろうろしましたが踏み跡が見つかりません。途中に分岐を見逃したのかと思い戻る事にしました。10分ほど岩のゴロゴロした道を戻ると左前方に分岐があり、小さな標識が足元に。005.JPG 登るときは右に入った所にあって眼に付かなかったのです、奥不動寺⇔黒崎です。ここからは踏み込まれた細い山道が奥不動寺に続きます。急な登りの所もあります。006.JPG
 30分余り歩くと三叉路、左に三輪山への分岐に出ました。左は神域で入山禁止です。ここから前方には下りで、すぐ奥不動寺の建物が見えてきました。

007.JPG  12時30分
 奥不動寺には舗装された落ち葉の積もった広い林道が通っています。お参り、休憩をしてから先に進みます。住職さんに聞くと巻向山は林道を歩いて15分くらいの所で何もないと聞きました。
 008.JPG 今日初めて前方から林道を下山してくる人に出会いました。白河集落(長谷寺駅)から歩いてきたそうで、途中に巻向山山頂への道がわからなかったそうです。
 自分より一年年配の男性で大阪のFさん、相談の結果もう一度一緒に探して見ることにしました。舗装された林道をさらに歩くと右にはっきりした分岐があります。真っ白に消えた案内図がある、途中リボンも巻かれている。狭い山道を、痩せ尾根を歩き、ピークらしきところに。ここには何もなく、さらに歩くと再びピークは見当たらない。その向こうは急な下りになっている。どこに降りるのだろうか。

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 あきらめて戻る事にした。(時間に余裕があればさらに歩いて見たいのだが、やはりここは後期高齢者の二人である)

 (帰宅後、地図を詳しく調べると林道は分岐からさらに先には道幅が狭くなっている、この地点辺りを右に分岐するようだが・・・・ここから地図上では500mくらいで山頂!)

 010.JPG 奥不動寺まで戻ってFさんの提案で奥不動寺のご本尊、御神体の磨崖仏・不動明王が祀られているお堂横からダンノダイラに歩き、磐座を見に行くことにした。三輪山周辺は、大和朝廷が成立する以前よりも古くから、この地を治めていた出雲族の聖地である。三輪山から東にある巻向山頂上付近に位置するダンノダイラへの道はあいまいで強力なパワースポットとして一部の人には知られている。

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 012.JPG 最初は急坂の荒れた細い登りであるが後は緩やかな登り道になる。500mほど歩くと杉の大木が生い茂る広いなだらかな山地に「小川」跡が山頂付近から続き、案内板にも説明がある。この上流には6世紀から12世紀にわたる土器片が採取され、この周辺で多くの縄文時代の出雲民族が生活していたと思われ、田・宅地跡も現存している。この地を「ダンノダイラ」と呼ばれ、現在、三輪山近郊には奈良県桜井市出雲という地名が残っています。
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 ダンノダイラ東端には巨大な磐座が鎮座している。その昔、出雲村の十二柱神社には本殿はなくこの磐座を拝んでいたという。明治の初め頃まで、年に一度全村民が「ダンノダイラ」へ登って、出雲の先祖を祀り偲んでいたそうです。

 元の道を戻り奥不動寺に、時間も遅くなったので出雲集落には歩かず元の道を黒崎に下山する。
014.JPG 途中の三差路から三輪山の奥津磐座には立ち寄りかったが、神域(通行禁止)なので遠慮をする。
 奥津磐座には大神神社・狭井神社から三輪山登拝の許可を得、「三輪山参拝証」のたすきを受け取り、肩にかけて登拝するのが一般的で、奥津磐座からはこの地に立ち入ることも禁止されている。

 帰りの黒崎の集落から桜井駅までのバス便が少ないので近鉄大和朝倉駅まで歩く。Fさんとは大阪鶴橋駅までご一緒、山の話で楽しい時間を有り難うございました。
 関連ページ→ 大神神社・三輪山【99】
        天理市・龍王山(竜王山)【95】
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