東住吉区民体育レクリェーション大会で万葉浪漫を巡るで大和三山をハイキングを楽しんできました。
(モデルコース)
@大和八木駅⇒耳成山⇒藤原宮跡⇒お房観音⇒今井町⇒大和八木駅
A大和八木駅⇒耳成山⇒藤原宮跡⇒香久山⇒本薬師寺跡⇒畝傍山⇒
樫原神宮前駅) (@約8キロ・A約16キロ)
近鉄の貸切電車で大和八木駅には11時30分着。ここから自由行動で耳成山の南ふもとまで1.2km、ここには耳成山公園がありベンチもトイレもあります。
この登山口から距離の短い直登ルートを登ります。足元の荒れた登山道ですが距離は340mと短い。頂上には耳成山口神社が奉られています。その奥少し上った所が山頂で国土地理院の三等三角点(点名:耳成山 標高139.3m)があります。
整備がされてなく見通しは良くありません。下山はぐるっと一周するようにして緩やかな道を1.1km歩いて降りてきました。
この道は明治41年(1908年)に陸軍の大演習があり、明治天皇はこの地に立ち統監、その時造られたと言われる広いゆるい登り坂の道が反時計方向に頂上に向かっている。山頂には「明治天皇大演習御統監地」と記された石柱があります。
下山後、もうお昼も過ぎているので登山口のベンチで昼食にします。
ゆっくりしていてもう13時です、ここから一人で南に大会本部のある藤原宮跡に急ぎ歩きます。近鉄大阪線、そしてJR桜井線の踏切を渡って大極殿跡に20分の距離です。ここでは多数の人が昼食・休憩をしています。
ここで自分も缶ビールを頂いて休憩、時間も遅れているので香久山に再び歩きます。藤原宮跡の一角にコスモスが咲いています。花の向こうには畝傍山、反対側にはこれから登る香久山が近くに見えます。
香久山を目指して急ぎ足で歩きます。やがて奈良文化財研究所、藤原宮跡資料室があり見学もできます。この並びが香久山(香具山)の登山口でトイレもあります。
急坂と階段を一気に登ると14時10分
香久山標高152mです。
(ここまで歩行距離:6.13km)
国常立神社が奉ってあります。左に国常立神(国土を治める神)、右に高おかみ神(雨を司る龍神)の祠があります。ベンチがある、ここで息切れしたので休憩。木立の間から畝傍山が見えます。
下山はふもとにある天岩戸神社に降りる、ここから西に歩くと右に広いテニスコートを見ながら飛鳥川に出る。次の信号をさらに西に歩くと本薬師寺跡、ここは9月頃にはホテイアオイの花が見事です。 ここから近鉄京都線・畝傍御陵前は近い。
(畝傍御陵前駅まで全歩行距離:8.92km)
もう3時過ぎである、前を歩く同じ町会の人に追いつく。ここで時間的に断念するという、予定時間まであと1時間である。 自分も今回の畝傍山登山は割愛する。
畝傍御陵前駅15時16分発で樫原神宮前駅15時03分発の急行を経由して帰宅する。
出発がもう1時間早い電車であれば楽勝だったのですが。貸し切り電車が3本予定されていて我々の出発は最後の電車でした。食事・休憩を入れて3時間30分でした。
● 畝傍山(199m)は往復約1時間です。
樫原神宮前駅までゆっくり歩いても1時間30分です。
● 「香久山」と「香具山」は同じで国土地理院の地図では香久山です。
地名表示には香具山と書かれている場合があります。