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 ◆高松塚古墳〜キトラ古墳
          【238】

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
●  飛鳥駅から欽明天皇陵〜猿石(吉備姫王墓)〜鬼の雪隠〜鬼の俎板〜飛鳥歴史公園 〜高松塚壁画館〜高松塚古墳〜キトラ古墳〜町家の雛めぐり〜壺阪寺駅 (2017.3.28)

 飛鳥駅は近鉄南大阪線・阿部野橋駅から吉野行急行(約45分)で樫原神宮駅から2駅目である。樫原神宮駅からの吉野線は単線で特急、急行も停車する。駅前のロータリーには飛鳥びとの館「みやげ物店」、レンタサイクルも盛況である。
 今日は幼稚園児の孫娘と小学生とのハイキングである。まず孫のリクエストに寄り飛鳥の謎の石像物のひとつ猿石を訪ねてスタート、前回は甘樫丘から石造物を訪ねて歩いたが、この駅近くの猿石だけ見落としていた。駅から5分程歩くと欽明天皇陵、その近くの吉備姫王墓(宮内庁)内に4体並んでいる。柵がしてあり直接触れる事が出来ない。近くで農作業をしている人がわざわざ手を休めて説明をしてくれる。近くの田んぼから掘り出され、その後ここに安置されたそうです。
 (他にも猿石は隣接する壺阪駅から高取山城址にハイキング途中の路傍にもあった)
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 次に飛鳥周遊歩道を700mほど歩くと、古墳の石室が露出したと思われる鬼の雪隠、鬼の俎板と呼ばれる謎の巨石が遊歩道を挟んで見る事が出来る。
 雪隠(せっちん)とはトイレの事で、霧ケ峰と呼ばれるこの周辺は昔、大きな鬼が住み、道に迷った旅人を俎板(まないた)の上で料理をし、雪隠で用を足したという伝説である。この石室が飛鳥時代の誰か高貴な方のお墓であればお気の毒ですね〜。
 
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 ここからは少し戻って国営飛鳥歴史公園に歩き飛鳥塚古墳を訪ねて歩く。田畑のあぜ道を土筆(つくし)、ヨモギを採取しながら楽しんでいる。 帰ってから初めての土筆のお浸し、ヨモギで大福餅を造り食べることになる。自分で採って作った物は美味しかったようです。

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 (直進すると二面石のある橘寺から石舞台古墳に歩ける。また道の途中から前回孫と歩いた甘樫丘方面にハイキングのルートも有る)
 高松塚周辺地区は国営の飛鳥歴史公園で広々とした芝生公園の中を散策できる。少し早いがみんなでお弁当を食べる。
 
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 その後は1972年から奈良県立橿原考古学研究所が発掘を担当した壁画(国宝)の模写がある高松塚壁画館でお勉強、発掘当時の極彩色の壁画に魅せられた様子で熱心に鑑賞している。
004.JPG  古墳は1973年に特別史跡に、1974年には極彩色の壁画は国宝に指定されている。その後、円墳の中の石室内にある極彩色の壁画は外部の空気に触れ温度変化等で劣化が進み、2006年以降、文化庁により大々的な修理施設が建設され石室を一度解体して保存修理が行われることになった。
 修復後の壁画は元の古墳に戻され保存され、そして古墳自体の復元工事が行われ再び深い眠りについている。その高松塚古墳の周囲を巡る。

 さらに此処から南西部にあるキトラ古墳に歩く。キトラとはこの付近の北浦から訛って「きとら」と呼ぶ説と盗掘跡の穴から亀(玄武)と虎(白虎)が見えたことから亀虎「きとら」と呼ぶようになった等と諸説があり、はっきりしない。
 2.3km 20分程のどかな田園地帯を楽しみながらハイキング。やがてキトラ古墳周辺地区に到着、展望台からは一望できる立派な建物に驚く。国土交通省の公園と展示施設(四神の館)ではキトラ古墳や壁画の事について学ぶ事が出来る。四神の館の中に文化庁の壁画保存管理施設があります。文化庁に特別史跡に指定されているキトラ古墳は高松塚古墳に続いて発見された日本で二番目の壁画古墳である。

005.JPG  古墳の壁画は往時の天文図、玄武・朱雀・白虎・青龍の四神像、十二支像などが発見される。墳丘の中の石室の中にあった壁画は保存の為取り出され修復、処理をされ厳重に管理された室内のガラスケースに保管されていて年に数回、期間限定で公開されるようです。
 隣接している円墳の特別史跡キトラ古墳を一周し、間近で見る事が出来るが発掘後は元に埋め戻して厳重に管理されている。国道を挟んで広い地下道を渡ると別館もあり売店や休憩所、広い無料駐車場もある。四神の館は無料でゆっくりと展示品を楽しめます。孫はここでミニアチュアで花などをブロックで造り楽しんでいます、作品は持ち帰りが出来ないが古墳を模した広い展示場に並べてくれます。
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 007.JPG次に壺阪寺駅を目指して歩く。駅近くの高取の城下町の雰囲気を残す街道筋で、立派な旧家や、かつての家老屋敷、民家が点在している。3月末まではこの古い雰囲気の佇まいを残す通りには個人の住宅を開放してお雛様の展示をしています。孫娘を連れているので往復20mほどの街道を雛の里親館まで散策する。 途中のひな人形を飾ってある店でお茶をしてから壺阪寺駅まで戻り電車で家路につきました。本日の歩行距離約8qでした。

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 (ここから山城の高取城址の有る高取山(標高583.6m)には軽い登山、ハイキングで城址から反対側に壺阪寺に歩くルートです)
 
  関連ページ→ 奈良・高取山 城址【35】
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