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京都東山・清水山ハイキング

【240】

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩・短歌 スキー紀行 写  真
●清水寺〜清閑寺〜清水山〜知恩院〜国立博物館 (2017.4.25)

 京都・清水五条駅から清水寺を経由して清水山と京都国立博物館にハイキングをしてきました。スタートは京阪清水五条駅、国道1号線を歩いて五条坂を東に歩きます。
  ここは東山区、途中には清水焼(きよみずやき)で知られる、この五条坂には嘗て多くの窯元があり、陶器神社とも呼ばれる若宮八幡宮社には「清水焼発祥の地」の石碑が建っています。やがて清水寺、西国33か所、第16番の札所でユネスコ世界遺産にも登録されている。

地図

 本堂の清水の舞台はあまりにも有名ですが修復中で、仁王門を通過しないで右手に回り、本堂には入らずに忠僕茶屋の前に、ここから左前方は進入禁止で仁王門から清水の舞台、奥の院からの参詣ルートで一方通行です。正面の忠僕茶屋の右側に広い舗装された急勾配の下りの道が続きます。年配の方足の弱い方は要注意とある。谷あいに降りた所から登り階段がありすぐに音羽の滝の前に出ます。清水の舞台から石段を降りた所です。
 
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002.JPG  3筋の流れる名水はそれぞれ長寿、健康、学問に御利益があると言われています。3本の水を全部飲んでいる人が見られます。流れる水の元は同じ所から分かれているそうです。平日ですが、合いも変わらず多くの外国人も並んでいます。

 コースとは反対側の南に清閑寺方面に歩き、塔頭寺院の泰産寺(清水寺)に少し寄り道をします。赤く塗られた少し小さな三重の塔は子安塔(重要文化財)と呼ばれています。ここの高台からは五重塔、経堂、開山堂、本堂の清水の舞台が並んで見える絶景の場所です。本堂は工事中で足場が組んで覆われていますが観光客の為でしょうか、清水の舞台だけは囲いがしてありません。
 
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004.JPG   次に清水寺からの金網のゲートを入り清閑寺の寺域に入ります。この小路は「歌の中山」と呼ばれる秋は紅葉の名所だそうです。観光客はほとんど歩いていません。200mも歩くと清閑寺の手前、左に京都一周トレイル東山17、清水山、将軍塚方面の表示板があります。



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006.JPG  ここから登山道になります。丸太階段の道が600m、30分程で清水山(標高242.2m)山頂(三等三角点 点名:清水山)の標石があります。この時期、ギンリョウソウ(ユウレイタケ)が樹木の間にあちらこちらに。

  軽装で多くの若い人から年配の人まで歩いています。京都市街から近く標高も低くて、手ごろな山のハイキングコースです。
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 ここから先に標識に従って歩きます。広場に出ます、昼食をしている人たちも見られます。
 多くの分岐がるが案内図(地図)と標識を確認しながら少し先のベンチの横にある池が目印になります。この横の細い橋を渡り将軍塚方面に歩きます。標識・東山20 途中登りの道に踏み跡、階段がありますが何処を登っても同じところに合流します。



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 やがて広い公園に出ます。その向こうに駐車場があり東山山頂公園の展望台が続いています。京都の市街が一望できます。ここは東山ドライブ道で嘗て国道1号線の五条バイパスの東山トンネル手前から有料道路でしたが、現在は無料のようです。1959年(昭和34年)開通した道路を京都の夜景を見に50年以上も昔になるでしょう、車で来た事があります。

009.JPG 更に道路を歩いてまっすぐ進むと青蓮院門跡、将軍塚大日堂でここの舞台からも京都市内を望見出来ます。今回もここはパスします。
 この手前から山道に入ります。今日は国立博物館に行く予定で時間がないので粟田口(三条方面)には歩かず知恩院に歩きます。知恩院から円山公園、八坂神社と歩いて七条通りの三十三間堂の北側にある京都国立博物館で開かれている特別展覧会「海北友松」展に歩きました。

 (安土桃山時代の絵師、海北友松は狩野元信、狩野永徳等、狩野派の絵師から学んだと言われる。障壁画や屏風絵など多くは建仁寺の塔頭に残されていたのが出品されている。また建仁寺の大方丈礼の間に描かれていた雲竜図は圧巻であった)
 
  関連ページ→ 京都清水寺〜粟田神社【216】
         伏見稲荷大社〜今熊野観音寺【214】
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