大阪府民の森
むろいけ園地にハイキングです。
JR住道駅(片町線)より近鉄バスで21分生駒登山口バス停から歩きます。
生駒山系の北端、四條畷市に位置し、水辺の自然園として湿性花園や野鳥が観察できます。隣接して北部には木製のアスレチックや吊り橋などの遊具、芝生広場などがあり子供と一緒に楽しめます。
コースは生駒登山口バス停〜大阪環状自然歩道〜中堤〜(水辺自然園散策)〜かるがも橋〜権現川ハイキングコース〜権現の滝〜御机神社〜四條畷神社〜JR四条畷駅です。
住道(すみのどう)駅下車、近鉄のバス停は駅より少し離れた北側ロータリーの2番乗場で16系統「生駒登山口」行です。(10時05分発・1時間に約1本)
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参 考
近鉄バス時刻表(リンク) (2018年6月現在)
地図をクリック
地理院地図にリンク 終点、登山口バス停で下車するとすぐ近くに環状自然歩道(生駒縦走歩道)の案内板がります。ここから車道を離れて北に歩きます。広い車線を挟んで反対側には生駒方面への登山口です。
歩いて20分程度でむろいけ園地です。大阪みどりの百選
室池の石標があります。
橋を渡って新池展望広場によってから湿生花園に、キショウブが咲いています。
湿生花園に架かる木道から見るカキツバタも美しく咲いています。
思わず写真をパチリ。
カキツバタと言えば平安時代に書かれた伊勢物語に在原業平の和歌を題材とした物語が多く見られる。むかし、男ありけり。‥‥友と京から東の国に行く途中、三河の国八橋という所の沢のほとりの木陰にて座り、乾飯を食べた。(炊いたご飯を干して乾燥させた、携帯用の飯、お湯や水でもどして食べる)
その沢にはかきつばたがとても綺麗に咲いていた。それを見て、ある人が言うに、
「かきつばた」という五文字を句の先頭に置いて、旅の心を歌に詠め」と言ったので詠んだ歌、 からころも 着つつなれにし つましあれば
はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ‥‥(在原業平)
(からころも(着の枕詞)‥‥唐衣を着ているうちに体になじんでくる褄(つま…袖の裾)のように、長年連れ添って馴染んだ妻(掛詞)が都にいるので、はるばるとやって来た旅のわびしさが身にしみるなぁ‥‥)
と詠んだところ、みな乾飯の上に涙をこぼして、乾飯はふやけてしまった。
‥‥自分もこのボードウォークのふもとで一人でおにぎりを食べた。今年は花の開花も速く花の盛りも終わりでしょうか、今日は花を愛でる人も少なく侘しい。
やがて、水辺の自然園のゲートに出た。この辺りから北側は緑の文化園で再び森の工作館(火曜定休)を通りファミリートレイルを歩き室池の畔の湿生植物園を歩く、ここからかるがも橋を渡り権現川ハイキングコースに進む。
かるがも橋から園地を出て400mで広い道の権現川コースに合流、右に50mも歩けば不動明王の赤い幟が立っていて左に橋を渡れば権現の滝はすぐである。
橋まで戻り川沿いの権現川コースを650m下るとコースは石橋を渡って突き当りを右に曲がります。ベンチもあり出合(ペルトン水車小屋あと)で、左に曲がると、飯森山・楠公寺の標識があり、しばらく歩くと途中からは急な細い登りになります。
山頂近くまで急な登り階段を歩いたが、この日は検査入退院後で、この先の野崎駅までの下山ルートを考えて元に戻る。前回、野崎駅から野崎観音(慈眼寺)を経由して飯森山に歩き、この権現川コースを四条畷駅に歩いています。
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参 考
飯森山・野崎観音【156】(リンク)
出合から標識に従って約1700m四条畷駅に向かいます、広いゆるやかな下りの車道で四条畷福祉会なわて厚生園です。やがて御机神社、お参りの後は住吉岩田神社の門前を通り四條畷神社に向かう。
左に長い石段を上ると立派な神社である。迂回路のスロープもあり、楠木正行を主祭神とし創建は明治23年(1890年)広い境内では休憩も出来ます。参詣の後は正面の広い参道を西に1Km
15分程でJR四条畷駅です。