◆滝畑ダム・滝めぐり【97】
関西は梅雨も明けて夏本番、暑いですね。 どこか涼しい所はないかと思い、大阪府河内長野市に位置する滝畑48滝を滝めぐりをしながら御光滝までハイキングしてきました。 しかし歩くとやはり気温が高いので汗びっしょり。 滝畑には大きな人工の滝畑ダムがあり、又ダイヤモンドトレールが通っていて西に西国33番札所槇尾山、東に新関屋橋の登山口から岩湧山に至る。登山はもう少し涼しければ歩けるでしょうが、この暑さでは二の足を踏む。秋にはススキの岩湧山から紀見峠(11.5km)までダイヤモンドトレールを歩いてみようと思う。ご一緒に如何ですか。 (追記・ダイトレ歩いてきました、滝畑ダム〜岩湧山(98)〜紀見峠駅。) 今回は南に渓流沿いを荒滝、御光滝、稚児の滝など大小の滝を求めて歩いてきました。終点の滝畑バス停から吊り橋を渡ると標識があり槙尾山施福寺(ダイトレの起点)へとある。更に村の中を通って新関屋橋に。 ここにはレストランがあり河原にも大きな駐車場が設定されている。駐車代は一日1,000円、ここから奥に行っても車一台のスペースでも駐車場(農林組合)として徴収される(軽トラックで巡回している)。岩湧山へはレストランのトイレ横から登る(右写真)。 夏休みとあってか、川沿いにはキャンプ場もあり多くの子供連れが川遊びをしたり、バーベキューに興じていて子供の声で賑やかでした。 奥に進むと静けさの中に車も人も誰一人通らなくなり、頭の上には木々が生い茂り、陽射しも気にならなくなりました。 滝畑48滝コースと呼ばれているが道は渓流沿いでなく少し離れた狭い車道を歩くようになっていて、そんなに目立った滝はない。 「荒滝」の標識に河原に降り100mも進むと立派な滝があった。滝つぼの下まで足を進めると細かい水しぶきと緑の木々に覆われてオゾンがいっぱい。体いっぱいに新鮮な空気に包まれる。 元の道に戻り、更に奥に進む。次に「御光滝」の標識、ここも少し足場が悪いが河原に降り300mほど進む。 川に渡した狭い30cm、長さ5mほどの板を恐る恐る渡り、苔の生えた岩を歩いて滝の下まで。細かい霧にひんやりとした空気が流れる。今までの暑さもどこかに吹き飛んで気持ちがよい。 ふと足もとを見ると岩の間に小さな虹がかかっている。 滝から飛び散る細かい霧状の水滴に頭上の木々の間からもれる太陽に照らされて虹が出ている。このかわいらしい虹にしばし見とれる。下からこの虹と滝の流れを撮影しようと急いで滝つぼに下りる。 見上げると光線の具合か、虹が見られない。枝の間から漏れる太陽も木の葉にさえぎられてここまでは届かない。 両手のひらに入りそうな可愛い虹を心の中に秘めてもとの道に戻った。 そして少し歩くとこの滝の上部付近に小さな東屋がありここで昼食にする。 時間は11時20分。ここからは引き返してもとの新関屋橋に戻る。 ゆっくり歩いても一時間とかからない。 途中で光源寺に立ち寄るも「稚児の滝」は見当たらない。 ここで岩湧山への誘惑に駆られたが振り切ってバスの乗客になる。