オモイツクママを気ままに
詩に書いてみました
詩に書いてみました
思い出の道……明日への道 (20)
- この道を 歩いたのは いつの日か
- 記憶の中に うずもれた 遠い日々
- 流れ去る 思い出は はかない時間
- 肌に感じる さわやかな 春の訪れ
- 頬をそっと撫でる緑の風は
- 目の前を よどみなく 流れる時間
- この道は どこに続いて 行くのだろうか
- この道を 歩いた日の おさなごの
- 記憶の中に さまよえる 時の流れ
- 懐かしい 思い出は 夏の香りか
- 手に持つ網が 乱れ飛ぶ 蜻蛉(とんぼ)を誘う
- 黄色い稲穂がさわさわとゆれ
- 路傍に 転がるは 紅い柿の実
- この道は どこから続く 思い出の道
- この道を 歩いて行く まよわずに
- 記憶の中に 満ちてゆく 広がりの
- 新らしい 思い出は 明日に続く
- 足もと軽く 穏やかな 希望の道を
- 土手に咲くタンポポがゆらゆらと
- 頑張ってと 微笑んで そっと囁く
- この道は 未来へ続く 永遠(とわ)の道