◆ [10] サンタクララ滞在記@


    October 2016
     ●大阪(伊丹)〜東京(羽田)〜サンフランシスコ(SFO) @ 
     
     2016/10/3
     サンフランシスコからサンノゼにかけてシリコンバレーと呼ばれる地域があります。この一帯を車であちらこちらとインターネット関連のハイテク企業やゴールデンゲートブリッジ、ヨセミテ国立公園、スーパーマーケット、鉄道、バス等でこの10月初めから二週間足らずでしたが楽しんできました。

     娘夫婦が某企業の駐在員として2年前に赴任、この地で暮らしています。毎年10月に行われる「サンフランシスコ・フリート・ウィーク」期間中に開催される航空ショーがあるからと娘夫婦が招待してくれました。 
     アメリカ海軍のF/A-18によるアクロバット飛行チーム「ブルーエンジェルズ(Blue Angels)」の他、多くのチームそして民間アクロバットチームも参加していました。

     10月3日(月)、大阪・伊丹発(20:20)でJAL138便、ボーイング777で羽田に向かう。 東京・羽田で国際便に乗り換え4日(火)羽田発(00:05)のJL002便でサンフランシスコ国際空港(SFO)に飛ぶ。空港には時差の関係で前日の3日の夕方、17時25分着の予定である。機体はボーイング773、往復ともにプレミアムエコノミーです。
    003.JPG  後期高齢者になると10時間前後のフライトは流石に応える、娘夫婦がプレミアムエコノミーでフライトを予約してくれた。座席も広くゆったりしている。当日の夕飯は普段通りで、羽田では夜中である。JALのサクララウンジで2回目の夕飯、機内食はこの時間軽いと娘はいう。搭乗前にしっかりと食べて機内食は遅らせて貰い寝る方が良いという。
     また羽田のサクララウンジのカレラーライスはお勧めという。2時間ほどのトランジット(待ち時間)でしたが、バイキング形式の食事は時間に関係なく何時でも食べ放題でアルコール類も飲み放題 。羽田の国際線JALラウンジは広くゆったりとして雰囲気は良い、そして搭乗口に近い。……それに比べて帰国時のサンフランシスコ空港のJALラウンジはレベルが低い事か。 そうするうちに搭乗のアナウンスが入る。
    10月3日
     夕方17時頃に到着、約9時間の飛行で現地時間との時差はー16時間(夏時間)です。予定時間より少し早く到着しました。 迎えに来る途中に高速道路を走るタクシーから並行して私たちの乗るJALの飛行機が車窓から見えたそうです。

     空港(SFO)に到着すると急いで入国審査ゲートに行くように、最近は特にテロの影響などで入国手続きに時間がかかるからとアドバイスされていました。座席は前方だったので比較的早く出られました。列も前の方でビジネスマン風の男性がほとんど、長い列の出来た後方を見ると観光客らしい人々が続く。早くて良かったと思っていると、前の人は審査でいろいろ質問されているようで時間がかかる。

     この審査官「きびしいな〜」と思っていると自分の番が。パスポートとeチケット(航空券)を渡してから、後ろを振り返って「my wife」一緒でいいかと聞くと、ちらっと見て来いと合図をしている。
     「What's the purpose of your visit?」 自分がどぎまぎしながら「For Sightseeing」、横からすかさず妻が係官に「I don't speak English.」と言ってペーパーを審査官に見せる。一人では心細いからだろうと前もって渡していたA4 のペーパー、大きな文字で英語と日本語で会話を想定したものである。

     予想される質問事項と滞在先の住所、滞在期間も書いてある。じっと最初から最後まで読んでいる。そして厳しい顔をしていた審査官がニコッと笑ってOK と言って、妻を先に丁寧に指紋の採り方から写真撮影まで手ぶりを交えて…そしてパスポートにスタンプを。再び読み直して、そのペーパーを隣のブースの審査官にかざし、早口で何か話しながら見せて笑っている。
     その後自分にも質問も無く指紋、顔写真の撮影、そしてパスポートにスタンプが。税関の申告書も提示を求められ、その場で赤いペンで2人OKと書かれて次に行けと……

     ターンテーブル(Baggage Claim)には荷物もすでに最初の方を流れている。荷物をとり近くの職員に税関申告書を見せるとその場で質問もなく、指示された通り税関のブースがたくさん並んでいる所の横を歩き、大きな扉の自動ドアーを出ると観光客では一番乗りか、多くの出迎えの人々が名前のカードをもって待っている。
     日本の旅行会社の表示も、その中に娘が待っていた。税関での質問も、荷物の検査もなかった。今までになく飛行機を降りてからスムースに入国できた。

     テロからアメリカの入国審査が厳しいと聞いていたが妻と一緒だからか日本のパスポートの信頼からか、とてもラッキーに入国が出来た。後日、サンフランシスコからの出国の時は多くの外国人の人々が持物のほか、ベルト、上着、靴までも脱いでのチェックで厳しく、長い列で思いのほか時間がかかった。 
     
     この日は娘の夫が仕事で来られず、高速道路での運転はまだ怖いとShare-ride vanで迎えに来たと言う。(自動車の運転は初めてで、カリフォルニアで免許を習得して1年目である)
    004.JPG  他にもTAXIがあるが距離があり料金が高い。自宅のある南のサンノゼ(San Jose)方面には列車バート(BART)に乗ってミルブレ(Millbrae)駅でカルトレイン(CalTrain)に乗り換えです。そしてサンタクララ駅でバスに、自宅はバスストップの前で便利ではあるが乗り換えがあるので荷物のトランクが大きく移動は無理である。

     自宅にはUberで行くことにした。(登録制でアプリをダウンロード、クレジットカード情報の登録が必要で、時間帯により料金は変わりTAXIよりは格段に安い。日本では東京で導入されているようです。)
     ラッシュ時で、到着機も多く料金が高いそうである。120ドル近い、しばらくうろうろしていると85ドルになったので呼ぶことにした。多くのビジネスマンのような人もスマホを片手に持って車を待っている。しばらくすると一台の車が停車、娘が確認、よく区別が付くものです。トランクに荷物を積んで出発、すぐに高速道路(freeway)に出る。途中、パロアルト(スタンフォード大学)、サニーベール(Yahoo本社) そしてサンタクララで一般道に。やがて自宅に着いた。freeway 280号線で約45分(60q足らず)である。

    001.JPG

     自宅は4階建てのアパートで最上階である。セキュリティがしっかりしていて約280世帯が入っている、新築であるがほぼ満室である。ここは今ハイテク産業の発展で物価上昇が全米で1〜2位であるという。駐車場は4階にもあり、すぐに電子キーで廊下に入れる。廊下は大きなホテルのようで両側には絵が掛かっていて、それぞれの部屋が並んでいる。 廊下は静かで住人にはほとんど出会わなかった。

     002.JPG

     屋上階には広いジムや休憩室、ゲーム、BBQスペースがあり大人数でもホームパーティーが開けます。またプールもあり、住人はすべて無料とのことでした。
     駐車スペースは2台分を確保、ゲスト用も用意されている。部屋はゲスト用があり、ここに滞在して足(移動)は娘の専用車(ホンダCR-V)、通訳付きで毎日朝から晩まで観光、ショッピングをしました。自分は運転免許を自主返上したので運転出来ない…(涙)。
     
    アメリカに観光等短期滞在で入国するにはパスポートの他にESTAの取得が必要。
     ● ESTA電子渡航認証システム
     最近はテロの影響かアメリカは外国からの入国に関して非常に厳格になっています。アメリカに入国する日本人はビザ免除プログラムに沿ってビザ(査証)取得なしで90日以下の滞在が許可されますが、別にESTAの証明を必要とします。一方今までは機内で書いていた出入国カード記入の必要はなくなりました。

     ESTA申請はインターネットでオンライン申請します。 記入欄も多くて結構面倒です、記入に間違いがないか気を使いました。記入によってはESTAが拒否されます。おまけに一人14ドル(クレジットカード払い)の費用が必要でした。
     
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