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  ◆ 隨心院 小野梅園【131】

平成24年3月27日
ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
   ◆ 小野小町ゆかりの門跡 小野梅園
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 ZUISININ001.JPG 京都山科にある隨心院(真言宗)の小野梅園を訪ねてきました。遅咲きの紅梅が梅園に花を咲かせていました。
3月終わりの日曜日には「はねず踊り」が毎年開催されます。「はねず」とは薄紅色の事を言い、この梅をはねずの梅とも呼ばれるそうです。

 ZUISININ002.JPG 観梅に先立ち隨心院の境内にお参りする。小野小町ゆかりのお寺と言われるだけあって長屋門を入ると小町の有名なZUISININ003.JPG 「花の色は うつりにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに」歌碑が立っている。
 拝観料(400円)を支払って本堂、本尊をお参りする。ここには小野小町と深草少将との百夜通い伝説が残されている。(深草少将に百夜、この山科の小町のもとに通い続けたら晴れて契りを結ぶとの約束、しかし99日目の雪の夜、深草少将は行き倒れ目的を果たせずこの世を去る)
 絶世の美女と言われた平安時代の歌人・小野小町の坐像、絵図などこの寺に伝わる史跡に小町の生涯に夢を馳せました。現在、隨心院では毎年ミス小野小町コンテストが催されている。

ZUISININ004.JPG  次に境内にある小野梅園(季節料金400円)を散策。園内には薄紅色の「はねずの梅」を中心に多くの花が咲いていました。
 天気も良く暖かな日差しに写真を撮る人、観梅に余念のない人々が三々五々歩いていました。

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ZUISININ008.JPG その後は奈良街道を南に醍醐寺に歩く。ここは京都の文化財として世界文化遺産に登録されている。又西国三十三所第11番札所でもある。そして桜の有名な名所でもあるが開花はまだである。参道を散策して花のない桜の並木を見上げてから門を出て西に市営地下鉄醍醐駅まで約600m歩く。

随心院 地図

 隨心院へのアクセスは大阪京阪淀屋橋駅から、京阪特急で中書島駅にて宇治線に乗り換え京阪六地蔵駅で下車します。ここから7分、250mほど歩いて京都市営地下鉄東西線六地蔵駅に乗り換え2駅目小野駅にて下車。東へ徒歩約400mです。(640円、64分)
 帰りは地下鉄東西線醍醐駅から山科経由京阪三条駅で大阪行き特急に乗り換え京阪淀屋橋駅まで。(600円、67分)
 
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