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　現在の大阪城は昭和５年に第七代大阪市長・関一の提案により市民の多くの寄付によって鉄筋コンクリート造り、内部にはエレベータ設置の近代的な城が再建されました。城内には櫓、門など建物遺構が残っており、国の重要文化財に指定されたものも多くあります。城跡は国の特別史跡に指定されている

　　　　　大手門前の道
　今回は外堀にかかる重厚な大阪城の大手門（重要文化財）から入り、左に90度曲がって多聞櫓（重要文化財）下の城門をくぐります。すぐ左の西の丸庭園に（入園料有料）入ります。　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　大阪迎賓館

　重要文化財の千貫櫓、乾櫓、焔硝蔵がある庭園の北側には大阪迎賓館、豊松庵(茶室)があり、広場は桜の季節は多くの人で賑わいます。ここからの天守閣の眺めは素晴らしく美しい。

　 庭園を出て桜門（重要文化財）を入ると城内一の大きな蛸石（36畳敷き130ｔ）に迎えられ、右に曲がって左正面に天守閣がそびえる。この本丸では観光客が天守閣を背景に写真を撮ったり、散策する人が多い。

　

　　　　蛸石（たこいし）

  
　　　　　金明水井戸屋形　　　　　　　　　　　天守閣入口　　　　　　　　　　　　大阪城 号砲
　今日は天守閣（入園料有料）の展望台から大阪の街を望みます。周りに高い建物が無いので広々として眼下には外堀と内堀に囲まれた西の丸庭園、二の丸にある梅林などが見渡せ、周囲360度に大阪の高層ビル群が見られ遠くには生駒山脈からニ上山、大阪湾まで見通せます。
 
  
　　　　　　西の丸庭園　　　　　　　　　　　大阪市立修道館　　　　　　　　　　　大阪城梅林

　眼が不自由になり下り階段が怖かったのですが大阪城はエレベーターが設置してあり、高齢者や身障者でも天守閣に上れます。エレベーターは上りは５階までですが、８階の展望台まで特別に運転されます。
　車椅子で一人来られた方は、始めは天守閣内を観覧、展望台まで楽しめるとは思わなかったと喜んでおられました。自分は各階の展示物は見えにくいので展望台の景色を楽しんで、エレベーターで各階はスルーして往復して来ました。



　次は二の丸東部分にある内堀と東外堀に挟まれた大阪城梅林、梅の花はまだ３分咲（2月26日現在）でした。それでも多くの観光客が散策していました。帰りは青山門を出て外堀を渡り三の丸から大阪城ホールの横を、第二寝屋川にかかる大阪城新橋を渡って地下鉄鶴見緑地線の大阪ビジネスパーク駅に。

　
　●交　通　大阪城正面の大手門は地下鉄谷町線「谷町４丁目」、搦手口となる裏門は玉造、京橋、青屋の三門あり、玉造門は地下鉄谷町線・京阪電車「天満橋駅」、京橋門は谷町線「森之宮駅」、青屋門は鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」が近い（地図参照）　




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