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◆ 道明寺天満宮・梅林【149】

平成25年3月12日
ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
   ◆ 道明寺天満宮・梅林 三塚古墳 修羅
 藤井寺市の道明寺一帯を「土師の里」と呼ばれ、多くの横穴式石室墳、墳丘が存在し、6世紀末ごろから7世紀末と推定される三塚古墳(3基の方墳)が南阪奈道路建設時に発見、同時に木製のそり(修羅)が発掘されました。この一帯の古市古墳群は百舌鳥古墳群(堺市)と共に「百舌鳥・古市古墳群」として、2019年7月 世界文化遺産に登録されました。

 ●土師氏 古代の豪族で野見宿禰を祖先とし、古墳時代の埴輪や造営に携わり、第11代天皇・垂仁天皇から「土師職」と「土師臣(はじのおみ)」の姓を賜ったと言われる。道明寺天満宮の前身は天穂日命を祀る土師神社です。仏教伝来後、神仏習合が進み土師氏を氏神とした土師寺(後に道明寺と改称)が建立されました。
 その後菅原道真との交流から土師神社内に天満宮も創建され、昭和27年(1952年)に土師神社から道明寺天満宮と改称されました。

 ●修羅(橇) 大きな石材を運ぶためには摩擦抵抗を少なくするために丸太などをコロとして運びますが、今回の出土された二つの修羅(国の重要文化財)はそり(橇)として古墳の石棺や石室の石材運搬に使用されたものと推定される。大形の修羅は大阪府立近つ飛鳥博物館に保管展示されており、小形の修羅は藤井寺市立図書館に展示されています。道明寺展示の修羅は宮大工による復元修羅です。
 
道明寺地図

 近鉄南大阪線道明寺駅から古市駅まで石川沿いの河川敷公園をハイキング。今日は天気も良く暖かかったので11時ごろから出かけました
近鉄南大阪線・道明寺駅から古市駅まで石川沿いの河川敷公園をハイキングをします。
 駅から300mほどの距離にある道明寺天満宮お参りし、梅の名所として知られている境内の梅園は80種・800本あまりの梅の木があり、「大阪みどりの百選」に選ばれています。

 今日3月12日現在梅の花は大部分散っていました。001.JPGチケットには梅まつりは2月10日から3月10日までとある。

 前回の2月10日梅の花は3分咲き、どうも道明寺の梅花には恵まれない・・・涙

 それでも梅園拝観料300円を支払って、狭い境内を一周して外に出るともうお昼である。
 
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 駅近くのスーパーでお弁当を買って踏み切りの線路を渡り石川に出る。この河川敷でお弁当を広げた。小学生の頃は学校からの遠足で来た思いでがあり懐かしい。 004-1.JPG

土手のすかんぽ、ジャワ更紗(さらさ)
昼は蛍(ほたる)が、ねんねする
  僕ら小学、一年生     
 今朝も通って、またもどる     
すかんぽ、すかんぽ、川のふち     
夏が来た来た、ドレミファソ 
  (北原白秋・作詞、山田耕筰・作曲)
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 また道明寺駅からこの石川を渡った所に平成10年5月に閉園した近鉄玉手山遊園地があった。この石川には長さ151mの吊橋が架かっている。昭和3年大阪鉄道(現在の近鉄)によって架設、平成13年に国の登録有形文化財に指定される。
 
006.JPG 河川敷でヨモギを摘みながら古市駅までハイキング、サイクルロード(自転車専用道路)もあり、石川の土手には桜並木が続く、春は桜の花が満開となり素晴らしいでしょうね。
 古市駅までは河川敷公園をそして石川沿いの土手をハイキング。途中、日本書紀に記された飛鳥から難波を結ぶ竹内街道(国道166号)に、嘉永元年(1848年)に立てられた石の道しるべが立つ。やがて前方後円墳の後円部に鎮座する古市の氏神・白鳥神社に出ると古市駅である。
 
 道明寺駅改札で近鉄・藤井寺駅駅長のお薦めフリーハイキングの案内図を入手(24年11月3日催行済)

 「大坂夏の陣」道明寺合戦にいざ出陣!としたタイトルで
  ● 大坂夏の陣 道明寺合戦 ●道明寺天満宮 ●玉手橋 ●玉手山丘陵(玉手山公園) ● 誉田八幡宮(応神天皇稜隣接)のコースである
    関連ページ →道明寺〜当麻寺【87】
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