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  ◆ 神戸・裏山〜異人館街【159】


  平成25年5月28日

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
  ● 城山、堂徳山、市章山、錨山(碇山)、諏訪山〜異人館街

 新神戸駅から神戸の裏山、城山、堂徳山、碇山(錨山)、市章山、諏訪山からビーナスブリッジを経て北野の異人館街に歩きました。

 今年の入梅は早いようです。朝から今にも降りそうな曇り空、午後は雨との予報で近くの神戸の裏山、城山(323m)から堂徳山(337.5m)に軽登山、北野の異人館街にハイキングとしました。
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 コースの標柱は完備しているが地図、地名を前もって調べておかないと危険は無いが枝道は沢山あって自分の歩く道に迷ってしまう。前半は急な坂道が九十九折りに続くが後半は比較的楽な道である。



神戸市内地図

 10時15分新神戸駅から出発、駅舎の山手側から布引の滝方面、住宅街の細い上り坂を歩く、まもなく左に階段が、これは北野通り「北野異人館街へ」道である。KOBE001.JPG
 更に10数mほど歩くとやはり左に細い階段の道があり、民家の裏手が登山口になっている。
 標柱「城山を経て二本松林道」はあるが見づらい。

 ここから急な登山道が続く。


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 KOBE003.JPG 20分ほど登ると正面に行き止まりの標識が、標柱がありこれに従って左に歩く。20分で右から「さるのかずら橋・布引の滝」からの合流、更に10分ほど歩くと、左に登った所に城山(323m)のピークに瀧山(滝山)城跡の石碑がある。
 滝山城は南北朝時代に建てられ立てられた山城で1840年廃城になる。東屋が立っている、ここまでは結構きつい登り道である。11時5分、ここで休憩をとる。ここから北野町(1km)に下山できる。

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 11時16分、少し迷ったがここからは標柱(ち 36-5)に従って(左上の写真)二本松方面に緩やかな尾根道を20分も歩くと左に石段があり、ここを上る。

 やがてY差路、標柱には直進「行き止まり」、右「市章山・錨山」方面とある、堂徳山(337.5m)の三角点は行き止まりの方に歩いた所にある。
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 少し登って小高いところの右にある、草むらの中で見にくい。行き過ぎると下りになっていて鉄柱がある。三角点は一般に高いところにあるので戻ることにした。すると妻が草むらの中に見つけた。
 
KOBE005.JPG  元に戻って市章山・錨山方面に歩く、まもなく再度山ドライブウエーに出る。ここからはドライブウエーを何回か横切るってほぼ平行に山道を歩く。
 12時13分、市章山展望台に、ここで軽い昼食に、見晴らしが良く神戸の町を見下ろすことができる。


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 やがて風力発電所、ビーナスブリッジ、諏訪神社諏訪山公園を過ぎると
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 13時42分、山本通4丁目に出た。
 山本通りを東に北野通りから異人館街に歩く。異人館街に歩くと多くの外国人が散策している。どこに入るも入場料がいる京都のお寺参りをするようでもある。

 風見鶏の館

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 やがて雨がポツポツと降ってきた。南に天神阪から北野阪を三宮駅に傘を差して神戸の町を久しぶりに歩いた。 15時40分、阪急三宮駅に到着。

● 市章山は国土地理院の地図には存在しない。錨山は碇山(いかりやま)と記載されています。市章山は神戸市の市章を、錨山はみなと神戸のシンボル、錨のマークを山麓に電飾で飾って表わしている。どちらも神戸のランドマークで有名で、夜間の照明は風力発電と太陽光発電でまかなっていると言う。
● この巨大な風力発電のプロペラは奇妙な形をしている。一般に見られるのはプロペラの形である。これはダリウス型風車といい、フランス人のダリウスが1931年に考案したものである。説明によると風車:2枚羽根ダリウス形 直径8m、 有効高さ8m、 回転数 毎分100回(風速 10m/s)、 始動風速 4m/s。発電機の定格: 交流24V 5KW 最大出力5KW(風速 約10m/s) 蓄電池: 1400AH 直流24V 。
 ダリウス型風車は回っていなかった、現在は稼動していないようである。現在稼動のプロペラ式の発電機は展望台の近くに設置されている。
 

   関連ページ →東お多福山〜六甲山(157)
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