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◆ 阪堺上町線 ハイキング
【166】
平成25年10月1日
● 大阪市内・阪堺電車(上町線)沿線のハイキング-A
前回、天候が悪化して中止して歩き残した阪堺電気軌道(南海電気鉄道)・上町線東天下茶屋駅付近の阿倍野王子神社から続きを歩きました。
阿倍野筋を走る上町線沿いには左右に見る所が多く線路をジグザグに渡り歩く。3分ほど歩くと左道路沿いの公園にこの地の地名、北畠の由緒にもなった南朝方の後醍醐天皇に尽くした北畠顕家の墓所「大名塚」がある。
次ぎに道を一本北に戻って西に歩くと熊野街道に面した晴明丘公園には「経塚」の石柱が有り、聖徳太子が一字一切経を埋めたとか空海が写経を埋めたとかと伝えられている。
直ぐ近くに上町線、北畠駅が有りここを渡って20分、阪堺線、天神ノ森駅北側の踏切を渡ると線路沿いに天神の森・天満宮が有ります。樹齢600年を超えるくすの木(大阪市保存樹指定)の森は「天神の森」と呼ばれている。由緒記に拠ると豊臣秀吉が堺政所に往来の途中、天満宮西側の茶店で休息
、この付近の風景を賞した事から、この地を殿下の茶店・・・天下茶屋と称することになり、天下茶屋天満宮とも呼ばれるそうです。
お参りの後、一本南の踏み切りを再び戻って渡ると阿部野神社である。主祭神は北畠顕家と、その父の北畠親房を祀る。地元の有志により明治11年社殿の造営願いが大阪府に出され紆余曲折の結果明治20年社殿が竣工した。
次ぎに南に帝塚山古墳に歩く。現存する市内唯一の前方後円墳である。
全長120m、高さ9m、古墳は住宅に囲まれた中に有り、入り口は施錠されていて中に入れない。周りを一周するが住宅にガードされているかのようで入る隙間が見当たらない。
古墳は南海高野線帝塚山駅が直ぐ近くである。踏切を渡って東に歩く。
(路線が南北に四線走っているので迷ってしまう・・・地図を参照して下さい)
次ぎの阿倍野筋を越え上町線を渡ると万代池が有り、阿倍野筋に平行に走る熊野街道沿いにある。周囲700m池を二つに遊歩道がある、春は桜の名所でもある。
ここから線路に沿って歩くと大きく西にカーブすると先ほどの南海高野線と交差する、上町線は専用軌道の高架で高野線を跨いでいる。高野線と上町線を高架で走る写真をと思ったが中々時間が一致しない。どちらも駅が近く電車は徐行する。
諦めて次ぎに歩くまもなく住吉である。ここを発車すると府道走る阪堺線と上町線の軌道が十字クロスする。上町線・住吉公園駅は南海本線大社駅(高架)の横で構内に入り終点である。浜寺駅前行きは道路信号に従ってポイントが切り替わり阪堺線に入り、次の駅は住吉鳥居前である。
上町沿線ハイキングの最後に住吉大社にお参りする、この11月には孫の七五参でここにお参りの予定である。
今日の歩行距離は約7km、2時間35分でした。帰宅は国道26号線住吉公園前バス停で待ち時間も無くて乗車出来ました。
(市バスは大阪市敬老優待乗車券で、橋下市長になってからは乗車券に、
年間3,000円徴収されています、乗らなくっちゃ。)
● 大阪五低山とは「港区の天保山(4.5m)、生野区の岡山(御勝山)
(14m)、阿倍野区の聖天山(14m)、住吉区の帝塚山(20m)、
天王寺区の茶臼山(26m)」です。
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