近鉄榛原駅から鳥見山公園で紅葉を楽しみハイキング、更に鳥見山(とみやま)山頂(734.4m)まで登山します。また鳥見山に連なる貝ヶ平山からは貝の化石が出土しています。その後は東海自然歩道を高束城跡〜まほろば湖〜初瀬ダムを巡って長谷寺(西国三十三所観音霊場の第八番札所)に歩くハイキング・登山コースです。鳥見山には地図測量用の基準点として設置された柱石の四等三角点が有ります。また鳥見山公園は春はツツジの名所として知られ、公園内には数千本のツツジの花が見られるそうです。
コースは榛原駅北出口から歩きますが、始めてで公園までのルートは分かり難いので南側のバスターミナルの前に榛原観光案内所が有ります。ここに立ち寄って鳥見山登山ルートのコース地図を頂きます。非常に詳しい手書きの地図でルートの説明もして頂きました。(許可を得て最後に添付します)
頂いた地図を頼りに舗装された道を1,500m歩くと左に鳥見山登山道の標識が有ります。ここが登山口で山道になり登りが550mで、まっすぐ林道を990m歩いても、やはり合流します。
やがて林道萱森線に合流、標識に従って鳥見山自然公園中心となる勾玉池まで470mです。
紅葉の時期も遅いかなと思っていましたが、まだ鮮やかに紅葉を残していました。青空に白い雲が紅葉した樹木の間を流れるのを三脚を据えて待っている人を見かけました。
私も公園内を散策してから高台にある見晴台に、階段を上る手前に貝が平山への標識、これが鳥見山山頂に至ります。
先に見晴台から国見山、山上が岳、稲村ヶ岳の台高山脈、さらに金剛山、葛城山、二上山と続くが少し霞んで見える。眼下には宇陀市街、橿原市の大和三山が・・・・・。
景色を楽しんだ後は先ほどの分岐点貝ヶ平山方面の鳥見山に歩く。
笹に覆われた道を登り、やがてピークに出るが、ここは雌山でここを下って鞍部に更に上り返すと15分ほどで鳥見山山頂に三角点(734.4m)がある。この前で写真撮影、景色はまったく無い。この先は貝ヶ平山への縦走路が続く。
ここで来た道を戻り、鳥見山公園から東海自然歩道を長谷寺に方面に歩く。
地図をクリック 地理院地図にリンク 50分舗装された林道を歩くと左に山村が有り、直進しないで大きく左に歩く(道路ミラーがある)。しばらく歩くと東海自然歩道は左の山道に入る。(標識見逃さないように)
後は山林の中を森林浴しながら歩く。やがて登りとなり高束山(528m)を巻きながら高束城跡の標識を右(北)に歩く、やがて急な下りの石畳の道が浄水場まで続く。下り道で足を滑らせそうになる、雨で濡れていたら下りは大変だろう。
村を抜けて口庫神社を過ぎると車道に出る。
やがて「まほろば湖」に出るが北側はバスなど交通量が多いので湖の南側を歩く、初瀬ダムの手前には休憩所もある。ここから長谷寺はそう遠くない、観光バスも沢山駐車している。
長谷寺は西国三十三カ所の第八番札所で本尊は十一面観音である
「いくたびも まいる心は はつせ寺 山も誓いも 深き谷川」・・・・花山法王
長谷寺の紅葉はもう既に終わっているようです。拝観料はケチって境内に入らず、門前のみやげ物店を冷やかしながら久しぶりに散策。何時もは乗用車で来ていたので、長谷寺駅までは今日の疲れた足には遠く感じられた。