オモイツクママ

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◆雄岡山・雌岡山 【181】

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
    

 梅雨の合間のお天気、山の天気は怪しかったので神戸市西区の東播台地にある低山、雄岡山(おっこさん)、雌岡山(めっこさん)の2峰(独立峰)を001.JPGハイキングして来ました。

 大阪・梅田から阪神電車の通勤特急で神戸・新開地駅まで36分、神戸電鉄粟生線に乗り換えて38分、緑ヶ丘駅から歩きます。帰りは2駅先の志染駅(しじみえき)から新開地に戻ります。

 コースは緑ヶ丘駅南の踏み切りを渡り、直ぐの信号を渡ってゴルフ場沿いに歩きます。やがて前方に道は右にカーブをしますが左に歩きます。雄岡山登山道の標識が有ります。駅から10分で雄岡山登山口、此処から細い地道の登山道になり、山頂までおよそ15分雑木林の中を緩やかな登りが続きます。
 
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006.JPG  雄岡山山頂(241.2m)には帝釈天を祀る小さな石の祠が有り(一等三角点 点名・雄岡山)がある。東側には播州平野が望めます。山頂を踏んだ後は更に西に進みます。007.JPG 10分ほど下ると登山口の標識、更に進むと自動車道に出ます。ここを左に自動車道沿いを歩きます。右に広い大皿池の横を進むと堤防が北に続いています。此処で寄り道をして堤防の柵を越えて少し歩き、池を手前に美しい山容の雄岡山の写真を撮りました。

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 元に戻り大皿池と並んでいる金棒池畔には桜並木が続く、西端に金棒池バス停が、その直ぐ向こうに信号が有ります。信号を右折すると宮本歯科医院が、道路を挟んで左に車止めの策が有ります。西の雄岡山登山口から此処まで1.3km、雌岡山の登山口になります。登山口に木の杖が用意されていました。

雄岡山 地図
 ● 伝説 金棒池ができるまで

 「雄岡山と雌岡山が、金棒を芯にして土を盛って高さ比べをしていたところ雄岡山の金棒が折れて、二つ山の間にささり、そのあとが池になったという民話が残っています。そのために、雄岡山(標高241メートル)の方が雌岡山(標高249メートル)より8メートル低くなったようです。
 また一説には、「弁慶が金棒を両方の山に差し込んで持ち上げたときにふんばった足跡だ」という伝説残っています。 ・・・・ 近畿自動車道 環境省・兵庫県」説明版より
 登山口から緩やかな坂道を少し歩くと梅林(雌岡山梅林)になっています。播州平野(播磨平野)を見下ろし、此処東播磨は農業用のため池が多い。見晴らしも良くテーブルやベンチも設置、昼食にします。
011.JPG  梅林を過ぎると大きな広場が目の前に、駐車場になっています。駐車場記念碑が建ち此処で右(北)に折れると下山道で愛宕山に続きます。広場を直進すると此処から神出(かんで)神社の境内で樹木が茂り、200mほどで神社に着きます。
012.JPG 此処が雌岡山(249m)山頂で南方向に見晴らしが良い。ベンチも有り此処で昼食も良い。神戸ワイン城から西神中央駅、遠くには菊水山、高取山、横尾山、鉢伏山、垂水、舞子から淡路島が望まれる(今日は霞んでいた)

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 ● 伝説 雄岡山と雌岡山
 「大きさも形も瓜二つの山で、その昔、遠くから眺めると子牛の角のように見えたことから、男牛、女牛といわれていたそうです。 神話によると、雄岡と雌岡は夫婦の神で男神の雄岡が小豆島の美人神に惚れたことから、妻が止めるのも聞かず鹿に乗り、会いに行きました。その途中、淡路の漁師に弓を撃たれ、男神と鹿は共に海に沈んでしまいました。すると、鹿は忽ち赤い石になり、それが明石の名称の起こりともいわれています。・・・・ 近畿自然歩道 環境省・兵庫県」説明版より 
 016.JPG 元の駐車場に戻り、記念碑横を左(北)に降ります。急な坂道で階段が有ります。下りきると緩やかな道をまっすぐに歩きます。017.JPGやがて朽ちかけた法華塔が建ち、ここが愛宕山(163.1m)(四等三角点 点名・古神)。更に直進民家に出る、登山口になっている。直進すると古い火の見やぐらが、やがて右に椿の木に囲まれた竹やぶがある。

024.JPG 北方向に歩くと登山口から1.6kmで右に障害者施設の「あおぞらライフセンター神戸」があり道を確認。さらに0.5kmで右に大きな釣堀が広がっている。
 農業用水用で下勝成池改修記念・平成豊水の記念碑がある。此処まで約50分である。
 
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 更に足を進める、やがて突き当たると県道が有り此処を右に曲がると左に売店(茶店?)があり休憩する。此処から広い自動車道を県立三木東高校に至ると志染駅は近い。売店から1km、およそ20分である。
 
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 愛宕山登山口からは平坦な舗装道路で距離も結構ある。夏の日差しは体にこたえる。春、秋の気候の温暖な時期のハイキングにおすすめである。
歩行距離:約7.5km  

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