神戸再度山から鍋蓋山に登山、秋晴れの乾燥した空気の清涼感、澄み渡った高台から神戸の街を見渡してきました。三ノ宮駅から緩やかな登りの北野坂を歩き観光案内所、異人館街の風見鶏の館、そして並ぶ北野天満神社横から細い北野道を歩いて「港みはらし台」からも神戸の街を見下ろせます。(三宮駅から新神戸駅北側まで2.4kmの軽い北野道ハイキングコース)
天満宮神社の横から数分、坂道を登ると、4分ほどで左に背山散策路の石塔があり1分足らずで「港みはらし台」、さらに金網沿いに直進すると新神戸駅北側に出ます。今日は途中金網沿いにある標柱を左に城山・二本松方面に歩く。
10時05分
イノシシ除けの網戸を開けて入るとここからは丸太で土止めされた急な登山道が続く。途中左から北野町(天神谷東尾根)から合流、標識に従い右、二本松方面に歩く。40分ほど歩くと、右、城山からの合流、道は歩きやすくなり更に先に進む。
10時50分
左に道徳山、ここは直進する。5分も歩くと二本松再び山ドライブウエーに出た。ここにはバスの停留場(土、日、祝日のみ運行)がある。
道路を渡り再び山道に入る。上り下りはあるが緩やかでほぼドライウエーに平行した快適な道である。およそ30分歩いて広場に出た、毎日登山発祥之地の大きな碑がある東屋もあり休憩ができる。
まもなく大竜寺は石段を登ったところにあるが横を巻いて歩き、六甲全山従走路を左に見て修法ヶ原池に直進、ここから10mほど歩くと細い登山道が右にある。非常に分りにくいが再度山(470m)への登り口である。急坂の登山道で途中に大きな岩もありロープが、足場が悪いのでこれに捕まりながら登る。
同じ道を戻って15分で修法ヶ原池、再度公園である。紅葉もちらほら、少し薄ら寒いので日の当たるベンチでみんな昼食を食べている。自分もここで昼食にする。食後は池の周りを散策、トイレや自動販売機もある。
13時00分
広場から西に歩くと弘法大師修法の地で大師堂がある。登山者が線香、ローソクをあげて般若心経を唱えている、しばし一緒に拝む。
七三峠を経由して平野方面に下山する予定と話すと道は荒れていて地図には無い分岐があるので下山は六甲従走路を歩くほうが良いとアドバイスを受ける。とりあえず5分も歩くと三叉路に出た、左(南)七三峠への分岐標識があり緩やかな登り下りの道を10分、鍋蓋北尾根道を歩くとやがて六甲全山縦走路に、ここは右(西)に鍋蓋山に向かう。
13:30
ここで別れて西に鍋蓋山に向かう。快適な道で10分ほど、気がつくと鍋蓋山頂上である。少し手前にある七三峠への下山道を見のがした。
鍋蓋山三角点(点名:鍋蓋山 486.1m)で休憩、高取山から菊水山(458.6m)、淡路島が望める。
13時50分
休憩の後、菊水山に歩こうかと迷うが当初の予定通り七三峠から平野谷西尾根を歩くことにする。
鍋蓋山から少し戻ると七三峠への標識を見る、ここからは下りの急な階段が続く、聞いていた通り道は荒れて小さな岩や石ころがゴロゴロしている。やがて七三峠に、更に進むと左に平野谷への標識、この部分は両側ともに塗りつぶされている。(通行不可なのだろうか)
このまま直進するとやがて工事中の林道に出た、しかし右には看板があり通行できそうには無い、案内標識も無い。ここは左に広い砂利道の林道を歩く、やがてT字路、左に二本松方面の道、右に足を進めるとT字路になっていて標識が在る。
こから右には天王谷・祇園神社1.6km、左に平野谷・祥福寺1.5kmである。(この辺りは地理院の地図もはっきりしない、この間に確認の為途中10分と15分2回休憩)
15時04分
平野谷方面に平野谷川沿いを歩くことになる。午後3時を過ぎると谷間の樹の茂るところは暗い、眼の不自由な自分は足元ばかりに注意が行く。やがて道がなくなった、前方には岩が、右は谷川、左は倒木で道らしきは見当たらない。途中分岐を間違ったのかなと少し地図と見比べ戻ることにした。しかし途中に分岐は無かった、ここまでの道はしっかりしている。再び戻ってみるがやはり岩の崖である、カメラとストックをリュックに入れて登ってみることにした。おや、ロープが張ってある、暗くて見えなかったのである。つかまりながら登ると踏み後がしっかりしている、やれやれである。やがて作業小屋もあり街は近いようである。
画像をクリックすると地理院地図にリンクします。 15時50分
五宮バス停(有馬街道 平野は近い)に到着した。今日は時間に余裕が有ったので30数年ぶりに、この近くに住む従姉の家を訪問した。(歩行距離
10.52km)