大阪岸和田市で紅葉と日帰り温泉を楽しめる牛滝温泉「いよやかの里・せせらぎ荘」から紅葉の名所で知られる牛滝山大威徳寺境内と滝をめぐって歩いてきました。散策コースだけでおよそ1時間です。 (ここから和泉葛城山(858m)にはハイキング・登山ルート、及び自動車道の牛滝林道があります)
JR阪和線・久米田駅からバスで40〜50分、南海ウイングバスのせせらぎ荘前バス停で降りる、牛滝温泉の送迎バスもある。(送迎バスの存在を知らなかった)
ここから園内を散策しながら大威徳寺(無料)まで 歩き山門を入ると鮮やかな紅葉が出迎えてくれる。 牛滝山(うしたきさん)は大威徳寺の山号で修験道役小角が開祖したと言われる山岳寺院です。この境内には葛城二十八宿第十番の経塚があります。 紅葉を愛でながら本殿、鐘楼、そして重要文化財の多宝塔をバックに写真を撮る。 ここから更に奥に渓流歩道が一の滝〜錦流の滝へと渓流歩道が続く。足もとは石がゴロゴロとして注意を要する。 二の滝、三の滝と小さな滝を見ながら、やがて錦流橋を渡り大きな岩の段差に注意しながら登ると錦流の滝である。滝はあまり大きくは無い。 渓流歩道はここまでのようである。更に少し岩を登ると滝の上に出る。ここからは林道まで良く整備された細い丸太の急階段が上のほうに伸びている。5分ほど登ると和泉葛城山に続く牛滝林道と登山道がクロス、お地蔵さんが祀ってある。 左前方に細い登山道(丁石道)である。ここは右に広いゆるやかな坂の林道を下る。再び右にお地蔵さんが、その次はガードレールが曲がって下りた形跡があるがパスして次の近畿自然歩道の標識を大威徳寺方面への階段を下りる。 やがてゆるやかな道であるが小石が多い。途中、9年前に歩いて見つけた所には、今回もやはり野いちごの群生が目に付いた、この時期には赤い実がたくさん実っているが足元の葉に隠れて気付き難い。一つ二つ食べてみるが酸っぱい。しばらく歩くと門前に出る。 ここからは朝歩いた道をせせらぎ荘に戻る。川べりを歩くとコテージが並びバーベキューの設備もあり、キャンプも出きる。対岸は遊歩道になっている。
紅葉と散策を楽しんだ後はせせらぎ荘に戻って温泉に入る。露天風呂、サウナ(狭いが)もありゆっくりと楽しむ。 泉質は半透明の塩化物泉(ナトリュウム)で柔らかい感じの温泉である。
帰りは久米田駅まで送迎バスで送ってもらいました。直通で乗車時間も短くバス代も要らず、入浴料750円のみ。(結果的に感謝してお土産も買ってしまいました)この日は日帰り温泉を楽しむ乗客で満員でした。
【参考】
●大阪・天王寺駅から久米田駅まで390円、久米田駅からせせらぎ荘バス停、大威徳寺バス停まで560円(26年現在)。有料駐車場あります。
●せせらぎ荘「いよやかの里」施設利用者には無料送迎バスが阪和線・久米田駅、南海本線・岸和田駅、泉北高速鉄道・泉ヶ丘駅からそれぞれ運行されています。
関連ページ → 久米田寺〜蜻蛉池公園ハイキング【180】
牛滝山
大威徳寺〜和泉葛城山 【43】
|