鞍馬寺は京都北部、叡山電車の終点、鞍馬駅前にあります。鞍馬寺は牛若丸(源義経)の伝説の地で、天狗伝説でも有名です。神秘的なコースで一部の人達には最高のパワースポットと言われています。 鞍馬から貴船(きぶね)までは山道のハイキングコース6.4km、約2時間を孫と二人で歩いてきました。秋には紅葉、春は桜が一段と美しい。 今日(3月31日)はまだ桜の花は少し早いようです、それでも外国人の方も含めて多くのハイカーが歩いています。鞍馬駅前には大きな天狗の像が迎えてくれます。
鞍馬温泉への無料送迎バスも待機しています、帰りに日帰り温泉に入る予定で先に鞍馬寺に歩きます。 (ハイキングには叡山電車、出町柳駅で鞍馬・貴船イラストマップを貰いましょう ルート、歩行時間、案内が詳しく載っています。京阪・叡山電車、貴船観光会) 鞍馬駅から鞍馬寺までの参道はみやげ物店が並び、仁王門をくぐると右手普明殿にケーブル山門駅がありますが、左に道をとり由岐神社に歩きます。 体力に自信の無い方はケーブルで多宝塔駅まで高低差89m、所要時間2分です。
ここからは九十九折の緩やかな登り道が鞍馬寺本殿の金堂に続きます。すぐそこに見えても、なかなかたどり着きません。この道を清少納言が枕草子に鞍馬の九十九折りといふ道を「近うて遠きもの」の例えに挙げています。
本殿金堂の前には三角形の石が埋め込まれていて神聖な場所としてパワースポットといわれる。金堂前の広場に注連縄が貼られた場所は平安時代、御本尊が降臨したと伝わる場所で「翔雲台」と言われ、中央に金堂の後方より出土した経塚の蓋石が置かれている。その遥か前方には四明岳(438m)、その向こうに見えないが大比叡です。左の谷間に比叡山延暦寺で、ここ鞍馬山からの絶景ポイントです。 外国人のハイカーが非常に多いです。年配の外人と連れの女性、急なコースに迷っています。ロサンゼルス、CAからと・・・・手持ちの案内図を差し上げました。
次ぎに霊宝殿を過ぎると登りの階段が続き背比べ石をから直進すると魔王殿ですが、左に石段を上り、木の根の道を大杉権現社に歩きます。大杉権現社の前は木の根が四方八方に広がっています。 ここから下りの石段を降りて牛若丸が修行した僧正ヶ谷という行場、跳躍の鍛錬をしたと言う木の根の道が続きます。やがて奥の院魔王殿です。神秘的な社で 650万年前、金星から地球に舞い降りたと言われる魔王尊が祀られています。鞍馬山は山全体がパワースポットで特にここは気が強いといわれている。
ここからは九十九折の階段の急な下り道が貴船まで続きます。 貴船川にかかる赤い橋を渡るとバス通りで右に歩くと直ぐ左側に赤い鳥居があり、石段が貴船神社本宮に至ります。 川沿いには川床料理、冬はボタン鍋などの料理屋が並びます。
貴船神社は1600年前に創建されたといわれる古い神社で水神を祀り、水の神様として、信仰を集めています。また近年は縁結びの神としての信仰もされています。 貴船神社で孫が水占みくじを、御神水に浸すと運勢が浮き出ます。
周りのギャラリー・・・・・・孫との会話に
恋愛:来たれども遅し・・・(当然に大笑い) 旅行:出費多し 慎め・・・(孫と旅行すると当たり前と) 失せ物:出でがたし・・・(そこに巫女さんが財布の忘れ物ですよとタイミング良くに大爆笑)・・・・・・。
貴船口駅まではゆるやかな下りの舗装された道です。 2km約30分ほどの単調な道です。貴船神社近くのバス停に20分に一本程度のバスもありますが、ここは歩いて貴船川沿いを駅に向かいます。 秋に歩いたときは京都でも屈指の紅葉の美しい所でした。
貴船口駅からは再び鞍馬駅に戻ります。孫の希望で帰りの叡山電鉄900系「きらら」に乗るべく時刻表(15時18分発)を調べてから駅前に待機している送迎バスで鞍馬温泉に向かいます。 日帰り露天風呂は大人1000円、子供700円です。 タオルは有料なので持参しました。天気も良く青空の下、無色透明の単純硫化水素泉でゆっくりと浸かりました。 京阪電車出町柳発大阪行きは8000系ダブルデッカー車に乗るため特急車を一本見送り、16時14分発に乗車。 この駅が始発なので座席を確実に確保できます、花見シーズン等は次の京阪三条駅では満席になります。
なお京阪本線8000系ダブルデッカー車のトーマスのラッピングカーは1編成だけの為、約2時間に一本、1日5便です。16時34分があったのですが前回乗車していたので今回は諦めさせました。(2015年度京阪線時刻表) ●参 考 ハイキングには叡山電車、出町柳駅で鞍馬・貴船イラストマップを貰いましょう。貴船エリアも載っています。
●子供(孫)とハイク・低登山
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