 三重県名張市にある日本の滝100選に選ばれている赤目四十八滝は｢滝川｣の渓谷沿い４kｍ余りにわたってあります。そのなかでも「赤目五瀑」と呼ばれる滝は見事です。この川沿いを（室生赤目青山国定公園）香落峡のある落合までハイキングしてきました。 秋の紅葉には少し早いですがそれでも多くの人が訪れていました。ここは関西屈指の滝めぐりと紅葉が素晴らしい所でススキの曽爾高原と一緒にバスツアーのコースにも入っています。近年は忍者修行の里としても売り出され忍者修行体験も出来るようです。
赤目四十八滝には近鉄大阪線赤目口駅下車、路線バスで約10分で、駐車場もあります。滝めぐりだけで往復するなら近鉄の割引切符｢ 赤目四十八滝 渓谷の自然探勝きっぷ｣があります。  今回は滝めぐりをした後、更に足を進め県道784号線の出合に、ここはバス路線がありますが秋期限定で更に山道をハイキング、県道81号線の落合まで歩きます。 落合バス停は休憩所もあり、曽爾高原から来るバスが近鉄名張駅まで走っています。川沿いを走る国土の両側は切り立った山並みが頭上に聳え香落渓から屏風岩を眺めながら近鉄名張駅まで59分の乗車です。
  赤目滝の渓流沿いを歩くには入山料400円が要ります。日本サンショウウオセンターの中を素通り(興味なし)、川沿いを最初に行者滝から不動滝（赤目五漠①）です。バスツアーの観光客はここで戻る人もいます。
ここからは起伏の富んだ道で急な階段と滝が次々と続きます。複雑な岩の間を流れる滝、個性豊かな滝、神秘的な流れの滝、  足元に注意が必要です。  千手滝（赤目五漠②）、布曳滝（赤目五漠③）と見ごたえのある滝が続き、陰陽の滝を過ぎるとやがて百畳茶屋、この辺りが滝めぐりの中間あたりで約50分です、少し休憩します。
 百畳岩を通り、七色岩を見ながら姉妹滝を過ぎて緩やかな足元の濡れた道を歩いていると頭の上から水がポツポツ、見上げると頭上高くそびえる岩の間に滝が雨降滝です。
やがて美しい荷担滝｢にないのたき｣（赤目五漠④）、1951年6月1日発行の観光地百選の切手記念にもなった有名な滝です。   「夫婦滝」「雛段滝」「琴滝」を過ぎると琵琶滝（赤目五漠⑤）、更に少し歩くとお知らせの立て札があり、  ｢これより先800mで出合茶屋、赤目滝駐車場行きのバスはありません。駐車場に車を止められた方は同じ道を引き返して下さい｣とある。この先が最後の滝、巌窟滝であるが目新しい所はない。 ここまで3.6ｋｍ、歩行時間は95分でした。 11時55分、滝めぐりをする人はここで折り返す人が大半です。実際の名称のある滝の数は21滝でした。
この先･･･途中にあるアンコールチョットのパワースポットって何･･･？ 人面石軍、妖精の巌窟ってどれ･･･？   楽しみながら山道を歩くこと25分、最後の階段を登ると出合（県道784号 赤目掛線）に出た。 出合バス停（秋期限定）があり、トイレと休憩用の広い小屋があります。 12時20分到着、ここで昼食にしました。出発から休憩を含んで歩行時間は120分でした。
●参 考リンク 出合バス停(土日)時刻表（平日運行は無し）
昼食後（12：30）、広い県道の自動車道を右(南)に250mほど歩くと左に細い道に入ります。舗装された道がしばらく続き、やがて山道になります。上り下りの山道ですが迷うことなく、小笹峠を越え、香落渓・落合バス停まで快適な登山道でした。 この道は健脚者用と表示されていましたが滝道のほうが上り下りの階段が続き、足元に大変注意が必要でした。やがて下のほうから水の流れる音（青蓮寺川）が聞こえ最後の急な石段を降りると駐車場が見えます。自動車道に出ると落合バス停（県道81号
名張曽爾線）です。  出合からは撮影ポイントも無く、休憩なしで3.12ｋｍ、84分。 予定より早く13時54分に到着14時29分のバスに余裕で到着しました。 ●参考リンク 落合バス停時刻表（2015年9月）
（往路 交通）大阪上本町駅8時52分発青山行き急行、赤目口駅9時55分着 赤目口駅バス10：00発 赤目滝バス停10時10分着でした。
（ハイキング）スタートは10:30出発～出合12：00 12：30出発～落合13：54
（復路 交通）落合バス停14:29発～近鉄名張駅14：58着 名張駅15時26分発急行～上本町16時19分着でした。
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