京都一周トレイルコース(東山コース)の一部を歩いてきました。
今回は京阪清水五条駅からスタート、京都東山区にある世界文化遺産・清水寺(西国三十三所観音霊場)に寄ってから清閑寺に歩きます。清閑寺からは清水山ルートを歩き清水山三角点を踏んでから東山山頂公園の展望台に、その後天台宗青蓮院門跡/将軍塚・大日堂から粟田神社に歩きます。
(東山とは京都市街地から東に見る山々の総称で範囲は比叡山から稲荷山までの連なる山名を指すようです。)
10時00分
国道1号線(五条通り)を東に緩やかな登り坂を歩きます。途中は清水焼の店が並んでいます。やがて陶器神社とも呼ばれている若宮八幡宮社にちょっとお参りします。その先が五条坂交差点で更に国道沿いを歩けば清閑寺、ここから東山コースに合流、南に歩けば伏見稲荷大社、北に歩けば今回目的の清水山(242.2m)から将軍塚方面のトレイル(東山17)です。
今日は折角ですから古都・京都でも指折りの観光地、ユネスコ世界遺産にも登録されている清水寺に寄り道をします。交差点から五条坂をしばらく歩くと左に広い駐車場、そして清水通り(松原通)に合流、多くの観光客が歩いています。みやげ物店を冷やかしながら歩きます、ここもご他聞に洩れず多くの海外の人々、何語かな〜、英語、中国語、韓国語・・・・でもないし。
正面に大きな西門、左に鐘楼、右手に三重塔が、写真を撮る人がいっぱい。境内を久しぶりに散策します。本堂の清水の舞台は有料です。(初めての人はぜひお参りして下さい)
因みに本堂の北側に隣接している地主神社は大国主命を主祭神として一眼成就の守り神、縁結びの神として若い女性に絶大な人気があるという。元は清水寺の鎮守社で明治の神仏分離により現在は清水寺から独立しています。
西門まで戻って南に歩くと茶屋があり、ここから左に清水の舞台を見ながら少し歩くと忠僕茶屋が、この右手の石畳の急な坂道を下ります。
5分も歩くと左(北)に音羽の滝です。清水寺のパワースポットです。御利益を求めて大勢の人が並んでいます。三本の滝、滝に向かって左が「学問成就の水」、
真ん中が「恋愛成就の水」、右が「延命長寿の水」だそうです。どれかひとつだけ選んで一口だけ飲みます。
欲張ってはいけません・・・・御利益がなくなるそうですよ。
みなさんはどの滝を選んでいるのでしょうね。もう自分はどれも要らないです。
ここから奥の院、清水の舞台へは一方通行(逆行)で歩けません。右(南)には遊歩道が続きます。やがて右手に石段を上ると泰産寺、朱塗りの子安塔が眼前に。
ここは三重の塔、経堂、清水の舞台が一望に見える絶景スポットです。
この先はゲートがあり清閑寺の境内になります。砂利道を5分ほど歩くと左に高台寺山国有林散策マップと国有林歩道入口、続いて清水山頂公園、将軍塚方面トレイル入口(東山17)の標識です。
11時15分
ここで写真を撮っているとリュックを背負った若い二人ずれ、上海から観光に来られた方で、一緒に清水山山頂から東山山頂公園展望台まで歩きました。単語だけ並べた中国語で意思疎通、すっかり忘れていた中国語です。
京都を観光した後、大阪に移動し週末に上海に帰る予定だそうです。
大阪でお薦めの日本食レストランを訪ねられるが思いつかない。「日本菜、我的愛人做的是最好的。(^_^;)」 大阪では黒門市場やハルカスも良く知られているようです。
ゆっくり三人で話をしながら歩いて20分ほどで清水山 (242.1m)山頂(三等三角点
点名:清水山)に到着、お互いに記念写真を撮る。展望は良くありません。
清水山から下山途中の広場で幼稚園の団体さんがお昼ご飯の後で遊んでいる。高台寺への道を見送り東山山頂公園に向かう。ここには東山ドライブウェイ展望台駐車場(無料)があります。展望台は直ぐ近くにあり京都の街を一望でき京都タワーが街の真ん中に、遠くは大阪から嵐山、愛宕山・・・・見渡せます。ここからの素晴らしい眺望を楽しみます。また夜景も素晴らしいそうです。
次ぎに100mほど北に歩くと天台宗青蓮院門跡、この中に将軍塚があり展望台もあります。将軍塚青龍殿の大舞台からの展望も素晴らしいそうです。(拝観・有料)
この少し手前の左に東山コースの標識が有る。ここで一緒に歩いた上海からの若い人と別れる。彼らは円山公園から建仁寺に向かうという。自分も一緒に歩いたら良かったのですが、今日は予定通り粟田口から京阪三条駅に歩く。
道は北方向に下りの細い山道で将軍塚辺りから展望台の下を通り、20分で粟田神社に。京都一周トレイルコースは蹴上方面に歩き大文字山を通る。
ここからは街の中を更に20分足らずで京阪三条駅には14時前に到着しました。