宇治の天ヶ瀬ダムから天ケ瀬森林公園にハイキングです。京阪宇治駅から宇治橋を右に見て宇治川（淀川水系）の右岸を天ヶ瀬（あまがせ）ダムに歩きます。
500ｍほど歩くと世界遺産、現存する最古の神社建築として知られ、拝殿、本殿共に国宝に指定されている宇治上神社への分岐、やがて右の宇治川に中之島にかかる赤い朝霧橋が中之島にかかっています。
対岸は宇治平等院鳳凰堂です、源氏物語の宇治十帖の舞台です。この赤い橋のたもとには宇治神社の鳥居が立っています。
さらに川沿いを先に進むと宇治橋から約１㎞で左に秋には紅葉で有名な興聖寺への門が、琴坂です。ここからさらに約１㎞で天ケ瀬吊橋です。この釣り橋を対岸に渡るとベンチがあり、さらにダムまでは約１㎞です。護岸工事中で車は規制されていますが、仮設歩道をダムまで注意して歩きます。
ダム下流から撮影しました、左に天ヶ瀬発電所（関西電力）で変電設備もあります。右に見えるレンガ造りの建物が旧志津川発電所跡です。レンガの建物に蔦が這って趣のある建物になっています。
ダムの入口には国土交通省の管理事務所受付があり、ここで住所氏名を記入します。ベンチもトイレも近くにあり、ここで休憩、食事もできます。
昼食の後、天ヶ瀬ダム（ドーム型アーチ式コンクリートダム）ダムの堰堤を歩いて対岸に歩きます。ダムには水が満々と溜まっていますが放流はされていません。天ヶ瀬発電所（関西電力）の発電用の水だけ放流されているのでしょう。またダムの青いゲート３門は常用ゲートで、その上にある4門が非常用ゲートです。 この非常用ゲートは2013年の台風18号の大雨の時、ダム完成以来初めて開放、毎秒1,000トンの水を放流したそうです。その時の水位の写真を見せて頂きました。
ダムの貯水池は鳳凰湖と名づけられており放流の日程、時間は決められていませんが特に６月頃は時々放流されるという説明でした。（観光用の放流はしないとの事）
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第935号）
前回は森林公園の土砂崩れで堰堤の中央までしか進めなくて戻りました。2016年4月からは森林公園の整備ができて解放されました。
堰堤を渡り終えると右にすぐ急な階段があります。手すりもついていて10分ほど登ると登山道になります。すぐに広い林道に出ました。広場になっていて志津川地区からの林道、自動車はここで通行止めになります。
ここから天ヶ瀬森林公園、憩の広場になっていて休舎もあり、林道は歩道専用になります。
広い林道少し歩くと左にツツジの道の標識、登山道の登りです。ここは急な登りが続きます。途中、T差路に新しいベンチがあります。いつからかこもれびの道を歩いていました。登山道入口から50分ほど歩いて疲れたころに十字路に標識が左には野鳥小屋から落葉の道で途中、眺望の道を経由して展望台（369ｍ）です。直進はこもれびの道で林道に出ます。
ここで妻はギブアップ、右に冒険の道が馬の背から展望台と下りになります。下山することにしました。下りは楽で馬の背の展望台ではあまり景色はよくありません。15分ほどで林道に出ました。
ここからは憩の広場に戻ります。10分ほどで森林公園入口です。イラスト地図では方角、距離が分かり辛いですが地理院のルート地図では良く理解できます。後日もう一度歩いて見る予定です。
登山口からはダムに戻らず林道を歩いて下ります。登山口からすぐの展望台からは天ヶ瀬ダムが見下ろせます。中央部に天ヶ瀬発電所の取水口が見られます。上流は琵琶湖に続いています。
20分ほど林道を下ると自動車道に、志津川区民運動場があり、志津川沿いを下ると午前中歩いた宇治川に合流します。ここから白虹橋は工事中で、右に志津川を渡り、天ヶ瀬吊橋を左に見ながら進みます、2㎞程で宇治橋に。この橋の袂で茶団子を売っているので休憩、喫茶します。
先ほどの志津川に合流地点から志津川地区を入り、途中から山道を歩いて朝日山、仏徳山（大吉山）132ｍ、三等三角点を経由して宇治上神社に歩く事が出来ます。
関連ページ→ 宇治・天ヶ瀬ダム【150】朝日山～仏徳山～宇治上神社
