奈良吉野の桜を見に、そして金峰山寺蔵王堂〜如意臨寺〜桜木神社〜宮滝遺跡へとハイキングをしてきました。
近鉄阿部野橋駅から吉野駅まで特急で1時間16分。(2004.4.現在)
午前8時40分発特急サクラライナー号に乗車。
吉野駅に到着するとおおぜいの人々で混雑。駅からは急な石段坂道をロープウエーを左に見ながら登り切ると大きな総門(ここからは公家、大名も馬、籠から降りて歩いたと言われています)。
そして今は両側に土産物店が2km余り、途中店をひやかしたり土産物の試食、聞き酒をしながら...金峰山寺蔵王堂(
吉野山のシンボル、木造建築では奈良の東大寺大仏殿に次ぐ大きさ、室町時代の建築で国宝)で小休憩。吉水神社、勝手神社(静御前が舞を舞ったと言われる)、中の千本では、やはり桜はほとんど散っていました。
ここからはまっすぐ行けば上千本、奥千本そして金峰神社、西行庵、大
峰山に至る女人結界標のある所まで4kmほどです。今回はまっすぐ行かず左に折れて後醍醐天皇陵のある如意臨寺へ。
ここで抹茶をよばれ休憩の後、
宮滝方面へと万葉の時代からの古の道をせせらぎの音を聞きながら木立の中
を約5km散策。 象川沿いにある桜木神社は屋根付きの橋を渡って境内に。ここには天武天皇を祭神として祀られています。
今日の最終地、宮滝遺跡は持統天皇が行幸された時の吉野離宮の跡だそうです。バス停は直ぐ近くで宮滝発午後2時47分のバスで大和上市駅まで。3時9分発の特急サクラライナーは既に満席。3時39分発でやっと座席確保、無事阿部野橋駅に。
今年は桜の開花が早く、心配していたとうり下の千本、
中の千本も花は散り、葉サクラに!
これでは花見にならないのでリベンジにと、このまま阿部野橋経由中之島の造幣局に夜桜の通り抜けと提案しましたが疲れた〜と却下。(-_-;)