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虚空蔵山 【64】


平成19年10月23日

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
  ●JR藍本駅〜虚空蔵山〜丹波・立杭陶の郷〜JR相野駅

 晴天に恵まれた、虚空蔵山(こくぞうさん)に登山。 ルートは三田市のJR藍本駅から虚空蔵山〜丹波・立杭陶の郷を散策、その後JR相野駅までバスで移動しました。虚空蔵山は兵庫県の三田市と篠山市の境界にある標高592mの岩石に覆われた眺望の良い山です。
 大阪駅からは福知山線経由で新快速9時24分発、のどかな田園の広がるJR藍本駅に10時17分に到着。 
 こ64-001.JPGこから電車沿いの街道を南下、道沿いにある酒垂(さかだれ)神社にお参りする。貞観2年(860)に疫病が流行した時、一童子のお告げにより村人が山に登って天然の霊窟から垂れ出る酒を発見、これを飲むと疫病64-002.JPGがたちまち治ったとある。
 さらに5分ほど歩くと三叉路があり右に虚空蔵山登山口の標識。これに従って緩やかな坂道を、のどかな水田を左右に見ながら大きな池の傍を通り抜けると舞鶴自動車道の下をくぐり抜けることになる。

 64-003.JPG64-004.JPGくぐり抜け左に歩くとすぐに虚空蔵参道入口の標識があり、ここからは登山道になる。  
 最初は緩やかな沢沿いの道であるが途中から小さな岩がごろごろした急坂になる。  
 5分も歩いただろうか、石舟とかかれた標識がある。この沢の冷たい水で手を洗い清める。ここからの道は急勾配のジグザグの道が続く。64-005.JPG少し疲れた頃に石段を上り詰めると広場に虚空蔵堂が建つ。妻はお参りを64-006.JPGして記帳をする。  
 ここで山頂を待たずに昼食にする。腹ごしらえをして元気が出ると12時に再び登山道に入る。岩のごろごろした道を足元に気をつけながら更に登る。12時64-007.JPG30分、陶の郷自然遊歩道の標識のある合流点に着いた。左に進めば下山道、立杭陶の郷に。私達は右側に山頂を目指す。下山中の男性と出会う「お気をつけて!」。 登ること10数分で大きな岩肌の丹波岩と呼ばれる眺望の良い場所がある。更にここからは20mほど登ると山頂である。  

 12時45分64-008.JPG虚空蔵山(592m)頂上に立つ。遠くに六甲山、淡路島を望めるが今日は快晴なれど霞んではっきり見えない。眼下には立杭の里や三田市郊外が見える。ここで残っていた食後の果物を食べしばし休憩。先ほどの丹波岩の所まで下り、記念写真を撮る。64-009.JPG狭い岩の上でご夫婦が昼食をしておりしばし歓談。地元の人で、ここから自宅が見下ろせるとの事、望遠レンズで写真を撮影されていました。  
 13時10分、私達は先に下山を開始、先ほどの合流点を13時20分立杭の里方面に下山。ここから稜線上の道をしばらく歩くと階段状の急で長い道が里まで続く、途中テーブルといすが置かれたところで休憩。 ここで先の夫婦に追いつかれる。ここで又立ち話、山の話や、海外でのスキーの話など同じ趣味に話が咲く。  

虚空蔵山 地図

 途中は64-010.JPGよく手入れされた杉木立の中をジグザグに急坂を下山。左に砂防ダムを過ぎると立杭陶の里はすぐである。川を渡り県道を渡ると焼き物通りに出た。
 登り窯を右に見て陶器店の立杭焼を冷や64-011.JPGかしながら散策。再び県道に交わる所にバス停、試験場前があった。 時刻表を見ると1時間に一本で14時59分発がまもなく到着で、そのバスでJR相野駅に向かう。丁度15時18分の大阪行き快速電車に間に合う。大阪駅までは58分の乗車でした。
  
 ● 歩行距離:約4.57km  歩行時間:約4時間00分  総時間:5時間00分

 今回は思ったよりも岩がごろごろしており、急坂が多く、足元に気を使った。下山した道はよく整備されていたが、単調なジグザグの階段が長く続く道であった。

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