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法隆寺・斑鳩三塔
【81】
平成20年11月6日
● 秋の奈良 斑鳩の里を歩いてきました。
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奈良法隆寺・斑鳩三塔を斑鳩の里にハイキング、秋の名残のコスモスを楽しんで来ました。日本の世界文化遺産第一号に指定された法隆寺は秋の素晴らしい天気に恵まれたこの日、多くの外国人も訪れていました。
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参道に並ぶ食堂で早めの昼食を軽く済ませた後、法隆寺玄関に当たる南大門をくぐり、通常の拝観コースと異なり、最初に境内を東大門、そして東院伽藍を歩いて斑鳩三塔の一つ法輪寺まで散策。
斑鳩三塔とは法隆寺五重塔
、法輪寺三重塔、法起寺三重塔を指して斑鳩の里の田園風景の中にとけ込んでいます。
まず最初に法輪寺の三重塔を尋ねる。
この三重塔は昭和19年落雷で消失、昭和50年に再建されたものである。途中にはコスモスの花がまだ咲いていたので、次にコスモスで有名な法起寺に期待して足を速める。
法起寺は田園風景の中に佇み、前の畑には現存する最古の三重塔(国宝)を背景にして、コスモスの花がまだ咲いていました。花と周りの景色を堪能した後は、再びもとの道を法隆寺に戻る。
所々に無人の販売所があり、畑で取れたさつま芋、柿などが置かれていました。
次に法隆寺、東院伽藍にある夢殿を拝観。夢殿は聖徳太子の冥福を祈るため建てられたものでその中心となるものが優美な八角円堂である。厨子に納められた救世観音像(飛鳥時代)は聖徳太子の等身像と言われ秘仏であった。明治17年にフェノロサと岡倉天心によって、白布に覆われて永い間、人目に触れなかった秘仏が始めて公開された事は有名である。
いよいよ法隆寺西院伽藍に入る。
正面左に大きな石に彫られた法隆寺 日本最初文化遺産の文字が彫られている。左に五重塔、右に金堂が位置する。拝観料を払って中に入ると日本最古の五重塔と金堂が我々を圧倒するように並び、その周りを回廊が取り囲み正面には大講堂が建つ。
その後は順路に従い、大宝蔵院では白鳳時代の夢違観音像、飛鳥時代の玉虫厨子、天人の描かれた壁画など仏像、宝物類が多数展示されていました。
多くの国宝、重文に圧倒された心身を喫茶店でしばし休憩、その後夕暮れ迫る斑鳩の里を後にしました。
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