◆ 龍 王(竜王)山【95】
奈良県南部にある龍王山(585.5m)を登山してきました。龍王山(竜王山) の山頂には大和を代表する山城跡があり、16世紀初めの戦国時代の城主十市遠忠の夢の跡を追ってきました。山頂からは展望もよく奈良盆地や金剛生駒連山が一望できます。 今回は妻と桜井駅から天理を通る国道169号線、柳本バス停で下車。天理市トレイルセンターに寄ってパンフレットを頂きました。 その後、北側の長岳寺ルート(約3km 急坂)をとって11時に歩き始めました。下山は崇神ルート(約4.5km 緩傾斜)を龍王山古墳群を通り、崇神天皇陵に出ます。高度差約500mの登山、途中お地蔵さんに見守られながら、柿の果樹園横を通って山道に入る。ヤマボウシ、ムラサキツユクサ、彼女は次々と見つける。自分ひとりで歩くと眼にも止まらない。U字上になった道、露出した岩盤に足元を注意しながら歩く。岩肌の草むらに真っ赤なヘビイチゴが群生している。食べられるが美味しくないので誰も採らない。 「なつかしい〜」ばら餅の葉(サンキライ、サルトリイバラ)が茂っている。早速葉っぱの採取、帰ってから、ばら餅(サンキライ餅)を作るという。「アラッ 珍しい」 10cm程のサンショウの苗木を見つける。ぽつんと一本だけ、触ると山椒の強い匂い。ミツバの葉が茂っている。なかなか前に進まない。コース半ばでもうお昼である。ベンチがあったので昼食にする。