オモイツクママを気ままに
詩に書いてみました
詩に書いてみました
青春の思い出 (9)
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- 春の野に 遠く広がる 大空に
- 風にゆられて あぜ道に 黄色く染めて 菜の花が
- 水のながれに 逆らって 泳ぐすがたは アメンボウ
- 春の陽射しは ぼくたちに青春の 初恋を
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- 砂浜には 焼きつくすかの 陽のひかり
- キラキラひかる 水のうえ 白いヨットが 走ってる
- ゆらゆら揺れる 海のなか 青き海草 涼しげに
- 夏の太陽は ぼくたちに青春の 思い出を
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- 野山には 色とりどりの 紅葉に
- みどり広がる くさむらを そっと優しく そよ風が
- ながれる水は さらさらと 谷のあいだを 音をたて
- 秋の青空は ぼくたちに青春の 悲しさを
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- 遠き山に そびえる峰は 雪帽子
- しんしんと降る 白い舞い そっと静かに 積もり
- 夜のとばり 雪のなか 窓の明かりが ほのぼのと
- 冬の冷たさは ぼくたちに青春の 厳しさを