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● 女性専用車両と病院の男子用トイレ |
大阪市大病院の眼科に入院中、許可を得て一時外出の時である
久し振りにお昼の大阪市営地下鉄御堂筋線でぼんやりと女性専用車両（終日）に乗ってしまった
良く空いていたので席に座ってぼんやりしていると
次の駅に着いた途端、「大阪のおばさん」に怒られた
「あなた、これが見えないの」と少し離れた窓のポスターを叩いている
「チカンと思われるわよ」と大きな声で怒鳴る
周りを見ると、良く空いた車内は女性だけである
あわててと飛び降りるとホームの黄色の誘導ブロックに足を取られた
女性優先車両と改名、身障者、子供、高齢者は乗車可能とすれば！
女性専用車両は同じ地下鉄でも谷町線は初発から午前9時迄で路線によっても違う。 普通車両の優先席で若い女性も堂々と席を譲らず携帯電話を使っている。（因みに私は70〜歳である）
眼科病棟に入院中の出来事である。
真夜中にぼんやりとしながら廊下を歩いてトイレに入った
目の前に突然髪をアップにした若い女性と眼が合った
「しまった！」あわてて外に飛び出した
「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ・・・」
女性の声が後から追いかけてきた
廊下に出て改めて入口、上の標識を見ると男子トイレとある
恐る恐る中へ戻ると
「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」
顔見知りの看護婦さんである 。
奥に入ると老人が立って用を足している
ふらふらとして倒れないように片手で背中を支えているのである
「ゴメンナサイ」と手で老人を支えたまま避けて奥に通してくれる
並んで用を足すにもしばらくドキドキして出ない・・・「アチャー」
看護婦さんは顔を外に向けているが老人もそうなのだろうか
無事、先に用を足してあわてて外に出ると後ろから
再び「ゴメンナサ〜イ」
看護士さんも大変な仕事である
因みにここの眼科では男の看護士さんは見ない……見えない！（苦笑）。
睡眠薬を服用して寝るとトイレには必ず看護婦さんはナースコールを押すように念を押す。
眼の治療中なのに寝ぼけてふらふらとして病院内で怪我でもしたら大変だからである。
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