◆ 五百仏山88ヶ所巡礼 令和3年6月22日(火) |
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JR和泉砂川駅〜根来寺〜近畿大学〜万燈山〜五百仏山88ヶ所(June.2021) |
今回は三角点のある万燈山、愛宕山、根来寺の背景にある五百仏山(いよぶざん・いおぶさん)のミニ88ヶ所遍路と根来寺に日帰りハイキングの予定です。 大阪からは阪和線JR和泉砂川駅で下車、駅前から快速バスで根来寺経由、和歌山近畿大学で下車します。 万燈山(341.7m)の山林所有者は近畿大学にあり、生物理工学部事務部に挨拶、許可を受けます。登山は生物理工学部駐車場の奥に「近畿大学里山哲学の道」の標識があります。 ここから山の中に入ります。広々とした草原の山肌で途中、麓の駐車場、校舎が見渡せます。急な斜面で道はなくジグザグに頂上に向かって登ります。山頂付近から樹木が生い茂り、頂上には望塔が建っています。「学びとふれあいの広場」とあり、保安林に指定された山林は樹々が茂り展望はありません。 此処が頂上かと三角点探して塔の周りや近くの草むらを探すも見当たりません。小さな標石(境界石?)があるだけです。大学の職員さんに聞くとこれが三角点と言われましたが。 登山道は先の台風で崩れ荒れていると前もって注意を受けていましたが、下山に多くの枝道に迷い思わず時間を取りました。 (帰宅後、国土地理院「点の記」で調べると、万燈山の三角点(341.7m)の山頂(三等三角点 点名:萬燈山)は展望塔より北東18m離れた草むらの中に保護石4個に囲まれてあるようです。) 下山後、職員さんにお礼を申し上げると、時間は少し早いが昼食を食堂で食べていかれてはと勧められる。久し振りに学食での昼食、今は新型コロナウイルスで登校の学生さんは少なく食堂は空いています。落ち着いて美味しく頂きました。 次に車道(バス道)を歩いて左に釣り堀、さらに進むと和歌山県植物公園・緑化センターに着くと休園日(火曜)とある。 さらに230m進むと信号の設置された交差点(菩提峠)です。 交差点の信号を渡ってすぐに左に遊歩道がある。少し登ると第35番 清滝寺(本尊・薬師如来)の祠があり、五百仏山88ヶ所巡り巡拝の途中になっている。 五百仏山(いよぶざん)遊歩道ハイキングコースは四国八十八カ所の祠が祀られ、ミニ霊場巡りが出来るようになっている。 五百仏山88ヶ所巡りの遍路道にもなっています。 この山は根来寺(和歌山県岩出市)の前山で、愛宕山にある約3kmの道には四阿も設置、南は紀の川平野、北を見下ろせば根来寺境内を一望できます。 (帰宅後調べると、ここからは通称:愛宕山(標高175m)に続くようである。 三角点のある愛宕山157.1m山頂(四等三角点 点名:桜台)はさらに230m先の雑木林の中にある。) 五百仏山88ヶ所巡りは一番札所からと、さらに車道を進むと右に不動堂、大聖不動明王の登りがはためいている向い(左)側に設置されている案内板の所から入る。 直ぐに第1番霊山寺(本尊・釈迦如来)である。 次ぎに矢印に沿って13番方面に歩く。此処を58番方面に直進すると57番迄ショートカットになる。 今の時期はアジサイの花が出迎えてくれる。12番札所まで順調である。つぎの矢印はライオンズクラブの標柱があり、矢印の65番方面に歩いてしまった。 案内図を持っていなかったので13番から50番迄ショートカットをしたみたい。(13番から20番と進めば愛宕山方面に歩けたみたい・・・後で気が付く)。 第58番 仙遊寺(本尊・千手観世音菩薩)、第59番 国分寺(本尊・薬師瑠璃光如来)、そして第61番 香圓寺(本尊・大日如来)、この辺りは見晴らしがよい。 第63番 吉祥寺(本尊・毘沙聞天)を過ぎると南大門跡への分岐がある。四阿があり、ここは右に順路をたどる。第81番 白峰寺(本尊・千手観音)(現在の自分の年齢81才)。 やがて第88番 大窪寺(本尊・薬師如来)結願の霊場である。 やあぁ、だいぶん端折ってしまった。 次回は全部巡拝しよう、愛宕山(標高167.1m)山頂も。 第88番大窪寺から菩薩川(根来川の支流)を渡ると車道に出た、左に290m歩くと岩出図書館でその前にバス停(岩出図書館)がある。右に大門まで歩いて、もう根来寺まで歩くエネルギーがなくなった。今回は登山ではなくハイキンコースだったが距離が結構あり、足に身が入り疲れたので、ここで帰宅することにしました。(年齢を考える) バス停(岩出図書館)からはJR和泉砂川駅まで19分です。(平日・約1時間に1〜2本) ● 四国八十八箇所
四国にある弘法大師(空海)ゆかりの88か所の仏教寺院の仏堂を急峻な山や深き谷を巡り修行を行うことで四国遍路(しこくへんろ)と呼びます。 この遍路は日本全国に広がり、西国三十三ヶ所観音霊場、熊野詣、善光寺参りなどの巡礼が流行するようになる。 そして、この巡礼で参拝することにより願いが叶ったり、悩み事が解決すると信じられていました。またこの巡礼の旅が庶民には距離が遠く、時間がかかったり、貧しい人々の願い事を叶える為に全国にこの霊場を模した『ミニ八十八ヶ所巡り』が多数設けられました。 |
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