オモイツクママ

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◆白馬八方池と
     岩岳のゆり園【205】

平成27年8月3〜4日

ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
  ●  白馬岩岳のゆり園・八方尾根自然研究路〜八方池
● 八方尾根 冬のシュプール 融けて消え お花畑に 雪渓の風‥‥オモイツクママ
  夏なお雪渓残る八方尾根自然研究路を八方池まで高山植物を訪ねて歩きます
 ●白馬岩岳のゆり園ハイキング(一日目)

005.JPG  岩岳ゴンドラ山麓駅(標高750m)から6人乗りゴンドラで山頂駅(1280m)まで8分です。雨が少しパラつきましたが山頂に着くと雨も止み一面に百合の花畑が広がっています。山頂駅から目の前の小高い所を登ると岩茸山(1289.7m)山頂(二等三角点 点名:岩蕈山)です。


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004.JPG ユリの花が咲くブナ林の間を散策します。白馬槍ヶ岳(2903.2m)、杓子岳(2812m)、白馬岳(2932.3m)の白馬三山は雲に遮られてまったくみえません。006.JPG
 ゆり園の自由時間は60分です、時間に余裕が有れば「ねずこの森自然散策路…90分」があります。
 山麓駅に戻ると山麓ゆり園が広がっています。

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 ●白馬八方尾根自然研究路のトレッキング (二日目)

 1998年長野オリンピックのスキー会場となった白馬八方尾根。3000m級の北アルプスの山々を仰ぎ見る長野県北安曇郡白馬村八方からゴンドラ(8分)とリフト二本(7分+5分)を乗り継いで標高1800mまで高度をとります。八方尾根スキー場の最高部で冬はここから滑走します。
 
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 ここからは八方尾根自然研究路を高山植物を見ながら片道約1.5kmの八方池まで往復します。ゴンドラの八方駅から兎平、黒菱平と二本のクワッドリフトを乗り継いで八方池山荘まで添乗員さんが点呼をとりながら御一緒します。ゴンドラ、リフト二本で約30分かかりました。

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 ここから自由行動で八方池まで歩きます。八方池山荘から見る白馬三山は雲が少しかかっているが白馬鑓ヶ岳(標高2903.2m)、杓子岳(2812m)、白馬岳(標高2932.3m)が目の前にそびえている。

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 八方池へのルートは二本あります、歩きやすい木道コースと岩がゴロゴロした登山道コースです。こちらの方が距離が短いですが足場が岩で安定せず歩き難くハイキング感覚の人は木道コースがおすすめです。我々は岩のゴロゴロした登山道コースを歩く事にしました。小学生くらいの子供達も元気に登っている、「浮石に気をつけて」と親の注意が! 「足が届かないよ〜」と子供達が!

 八方尾根自然研究路は高山植物の宝庫で、春、雪解けの季節から秋の終わりまで、多くの貴重な高山植物が咲き登山者の目を楽しませてくれます。 

011.JPG 登ること約55分で八方山ケルン(石神井ケルン)、暑さで疲れた〜。ここで妻と友人は先に進む、この歳になると10年の年齢の差は大きい!
 少し休憩して第二ケルン(2005m)、ここには最後のトイレがあり大変混雑している。そして最初に分かれた木道コースが合流します。

 ここからは比較的歩きよい道が続く。歩き始めて1時間20分、八方ケルンに大勢の人が休憩している。登り時間の遅れが気にかかる(案内によると八方池まで1時間30分)、妻には追いつかない。やはり歳か!
 
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 ここで休憩していると下山してくる添乗員さんと出会った。大分先を歩く妻と出会ったそうである。時間を聞くと八方池は少しきついかも、集合時間に遅れると不味い。ここで迷っていると天気が良くて今日はすごく池は綺麗だという。見上げるともう少しである、急いで歩く事にした。15分もゴロゴロした岩道を登ると八方池を見下ろす所に出た。北アルプス白馬連峰の美しい山並みが目の前に広がる。

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 ここから木道を下ると池の周回コースである。下山に要する時間がわからないので急いで戻ることにした。兎平で2人と合流して昼食、その後、ゴンドラで集合場所の八方駅に下山の予定である。
 
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 下りは歩きよい木道コースを取る事にした、途中には登りコースに無かった雪渓が広がっている、休憩場所もあり、ここを吹きぬける風がひんやりとして気持ちがいい。時間に余裕が出来てきたのでカメラをリュックから出して花の写真をとりながらも急ぎ足で歩く。

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 八方池山荘の見下ろせる所からゴロゴロした岩の道を足元に注意しながら歩いていると突然後から声がかかる、妻である。
 足場の悪い道を大勢の人が歩いているのに良く気が付いたものである。 下りに要した時間は55分足らずであった。妻と友人は池の周りをゆっくり周回出来たそうである。
 
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  ここからは集合時間まで1時間余りある。3人一緒にリフトを乗り兎平のテラスで昼食にする。バスの集合時間には20分近く遅れる人もあって十分に余裕があった。
 八方ゴンドラ「アダム」からはパラグライダーが北アルプスの山々に囲まれた白馬村の上空を優雅に楽しそうに舞っているのが見える。

 やはりバスツアーは手軽であるがバスの長い乗車時間には疲れる。天気には恵まれ良かったが後日、日焼けで大変であった。
    関連ページ→(バスツアー体験記)
          尾瀬ヶ原から奥只見湖遊覧【226】
         白馬八方池と岩岳のゆり園【205】
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