今回のルスツリゾートスキー場は北海道一の規模を誇り37コース、滑走総延長距離は42kmだそうです。ルスツスキー場のゲレンデはウエストマウンテン、イーストマウンテン、マウントイゾラと3つの山からなり東西の山はゴンドラで結ばれています。またマウントイゾラからは羊蹄山、眼下には洞爺湖や有珠山を見渡せます。北海道スキーでは平成3年にはニセコ、その後富良野、トマムスキー場と四回目です。
1月18日(月)JAL2001便大阪伊丹空港発に搭乗、奇しくもこの日はJALが会社更生法を申請、心配していましたが航空機は運行され、何事も無く無事に新千歳空港に到着しました。ルスツまではここからスキーバスで途中休憩を入れて2時間です。
一面雪景色に囲まれたホテルには1時30分に到着、チェックインを済ませ部屋でくつろぐ。私は今回始めて現地でスキー道具一式をレンタルしました。重いスキーを担いで移動したり、送ったりしなくて楽でしたが、やはりスキー靴のフィットに手こずりました。
あとの人達は早速ナイタースキーで軽く足慣らしをしていました。
ホテルの館内は広く温泉大浴場に行くも大変、それでも朝晩しっかりと温泉に浸かって来ました。
最初の日は天気もまずまず、ホテルから一番遠いMt Isola イゾラまで移動。まずホテルの前にあるWest Mt
ウエスト(715m)にリフトで、そこから滑り降りながら国道を挟んであるEast Mt
イースト(868m)に行くために連絡用ゴンドラに向かう。このゴンドラは国道を跨いで水平に走っている珍しいゴンドラである。渡り終えるとEast
Mt イーストの麓、ここで乗り換えて頂上に向かう。ここから滑走しながら隣のMt Isola
イゾラ(994m)の麓に。ここからゴンドラで更に頂上に向かう。
山が三つ並んでいるので渡り歩くのに大変である。登っては斜めに滑りを繰り返す。結構距離があるので途中のステーションで休憩、昼食を取りながら滑走する。山頂からの景色は抜群であるが今日はガスがかかっていて見通しが悪い。しかし樹氷が綺麗、写真を撮りながら素晴らしい景色を堪能する。
ホテルに戻ると早速温泉で疲れを取る。夕食は多くのレストランがあるが今日は少し離れた別棟でのバイキング料理を食べに。
最近のスキー場は何処も海外からの人が多い。ここも西洋人が半数以上で賑やかである。後は東洋人、韓国語、中国語が飛び交う。ホテルの一角には韓国からの旅行者のツアーデスクもある。スキー場も国際化が顕著である。若い人や子供も見かけるが、日本人は年配の人がほとんどである。
ホテルの連絡用モノレールの車中で若いカップルの中国語が・・・・懐かしくてカタコトで話しかける。
「
你们是中国人 从什么地方」 と聞く
「
新加坡」そして「
您是」 貴方は
「
从大阪・・・オオサカ」 と答える。
「
什么是您滑雪」 あなた方もスキーですかと聞くと
「
不,我们是旅游」 いや、観光旅行です
「
北海道是漂亮的」 北海道は美しいですと。
まもなくステーションに到着
「
再見、我祝你一路平安」 旅行のご無事を!
「オタガイサマデス、サヨウナラ」 と片言の日本語で返ってくる。
ホテルの温泉大浴場に入る外国人も多い、日本式のマナーもきっちりと守られている。
今回浴場でも面白い事があった。これは「エッセイ」のページに。