● 六甲山 落ち葉踏みしめ もみじ谷 夕日の山に 風は冷たく‥‥オモイツクママ 下山後は有馬温泉(日本三古湯、枕草子の三名泉)の温泉で疲れをいやす
六甲山の紅葉はいかにと、名前から引かれて紅葉谷コースを歩いてきました。
阪急六甲駅からバスで六甲ケーブル下まで。後期高齢者にもなると体力も劣る、ここから六甲山上まで、ケーブルで登るのは十数年ぶり、歩けば約1時間半を10分で到着します。
ケーブルカーに並んでいる人の半数以上は外国人です。英語で老夫婦の観光客にチケットを片手に行く先の確認を聞かれました。外国人と間違われたかな(最近はよく英語で話しかけられます…もっと勉強しておくんだった)。拙い英語でどちらの国の方と聞くとタイランドからの観光客と、六甲山上駅までの間、旅行したことのあるバンコク(Thailand)での話をしている間に到着です。 ↑ 地図をクリック
地理院地図にリンク 10:33
ここから先は車道に単独行で旧オリエンタルホテル跡、みよし観音、そしてガーデンテラスと歩き、昼食はテラスで神戸の街を眺めながらゆっくりと食べます。
ガーデンテラスから極楽茶屋後跡までは約15分です。車道に面しています。 12:05
極楽茶屋跡から登山道に入ると眼の前に紅葉谷道一部通行止めのお知らせです。
平成26年の台風11号の被害で登山道の崩落個所が多くやっと部分復旧したようです。
「炭屋道合流点までは応急復旧しましたが、一部に急斜面で道幅の狭い所があるので注意して通行して下さい。炭屋合流点から「ロープウエー有馬温泉駅」までは通行止めです。迂回路として炭屋道を歩き魚屋道に合流します」 歩き始めると大きな岩石がゴロゴロと転がる下り道が続きます。紅葉した落ち葉が深く積もっています。急な九十九折の坂道、後期高齢者の今、紅葉に染まった樹々の中ストック片手に足元の落ち葉ばかり見て歩いています。こんなに岩が多くて歩き難かったのかと60代の頃に妻と歩いた時の事を思い出します。 12:45
極楽茶屋跡から1.3km、40分で百間滝への分岐です。紅葉谷一帯は深い谷に、多くの滝が懸っています。厳冬期には凍結し、氷瀑が見られます。もちろんアイゼンが必要です。
12:50
やがて応急復旧された所です。急な斜面、道幅の狭い急階段にはロープが張られた迂回路が結構長く続きます。 13:24
やがて急こう配を下りて木橋を渡った所から通行止めになっています。この辺りから林道だったはずですが崩落が激しかったようで、ここは川沿いにしばらく歩き、大きな石伝いに川を渡ってすぐに炭屋合流点です。直進は大きな崩落があった所で未だ通行止めです。 13:32
ここから右に急な登りの炭屋道です。この迂回路の炭屋道〜魚屋道(ととやみち)まで360m、約20分は一番きつかった。魚屋道に合流すると広い道幅の緩い下り坂の歩き良い道が有馬温泉まで続きます。 14:34
魚屋道からロープウェー有馬温泉駅に通じる舗装路に出ると、有馬温泉地内である、温泉街を久しぶりにぶらぶらと歩く。
日帰り入浴できる温泉は舗装路に下山後、眼の前にかんぽの宿(800円)、右に少し歩くとメーブル有馬(1360円)、太閤の湯(2715円)、有馬温泉観光総合案内所から阪急バス営業所(大阪梅田行特急1400円)そして金の湯(本日休業)、有馬ロイヤルホテル(1200円)、銀の湯(550円)、で一番安い銀の湯に疲れを癒す。
運動の後の温泉は気持ちが良い帰りのバスの車中でうとうとしているうちに大阪に着いた。
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