オモイツクママ

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 ◆大和葛城山
    周回登山
【306】

令和5年5月4日(木)
ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩・短歌 スキー紀行 写  真
●近鉄ロープウエー駅・くじらの滝〜葛城山頂〜葛城高原・北尾根コース(May.2023)
 大阪府最高峰である「大和葛城山」に8年ぶりの登山です。子供の日に実家に帰省してきた孫と3人で、久しぶりに真っ赤に燃えるツツジの花で彩られた葛城山に歩いてきました。 昨年の4月には孫たちと生駒山と六甲山に登ったので、1年ぶりの登山です。今回は中1と高1の孫たちと、83歳になったシニアの3人で登りました。

001.JPG  登山ルートは大阪側から「弘川寺道」や「天狗谷道」がありますが、交通の便がいい奈良県側からの登山コースを選びました。近鉄御所駅からバスでロープウェー駅まではこの時期、満開のツツジを鑑賞する人々で混雑しています。臨時バスも増便され、バス路線が優先されてスムーズに運行されます。車の場合は道路と駐車場が大変渋滞します。
  
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  ↑地図をクリック 地理院地図にリンク
 002.JPG登山ルートは登りはくじら(櫛羅)の滝コースで、下りは北尾根コースを予定しています。登山口はロープウェー駅の側道からイノシシ除けの扉を開けて入ります。くじらの滝は久しぶりで、妻と一緒に歩いたのは2009年の大型台風の前で、その後台風で土砂崩れのため長年閉鎖されていました、懐かしいコースです。
現在もくじらの滝付近はまだ落石があり、近づくことはできません。記念に離れて写真を撮ります。ここからは丸太で固定された階段が続きます。

003.JPG 迂回路も整備されています。春休みのため、ツツジの花を見に多くの人々が歩いています。小学生の子供たちも歩いています。後期高齢者としては、こんなに勾配がきつかったのかと感じながら、階段の続く急な登りにスピードが落ちます。若いころは・・・・と愚痴が頭をよぎります。確かに若い人たちは早く追い抜いていきます。
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 やっと山頂に近い 葛城山駅と葛城山上を結ぶ舗装された道路に合流します。白樺食堂に到着すると、テラスにはたくさんの人々が休憩しています。広々とした葛城高原の山頂に向かって歩きます。まず、お決まりの国土地理院の三角点(958.6m)に触れます。そして、山頂のモニュメントで記念写真を撮ります。

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006.JPG  「日本300名山・大和葛城山」の二等三角点(点名:篠峰山、標高958.6m)です。
 おやっ 、昔懐かしい赤い郵便ポストが立っています。ここで郵便物を投函してもいいようです。広い高原の向こうには雄大な金剛山がくっきりと聳えています。この一帯は秋には見事なススキが広がります。

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009.JPG 久しぶりの登山で、足に筋肉痛を感じます。次は金剛山に登ろうね、と孫が言います。自分は果たして! 少し不安になる年齢です。休憩の後はツツジの花を鑑賞しに行きます。葛城山ロッジから金剛山に続くダイヤモンドトレール(金剛葛城山系の稜線を縦走する自然歩道で、屯鶴峯を起点に二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山、槇尾山を結ぶコースで、全長約45km)沿いに広がる真っ赤な花の絨毯は見事です。美しさと春の暖かさに、足の筋肉痛も忘れてしまいます。
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012.JPG 下山に足の筋肉痛に少し不安を覚え、ロープウエーで下山を提案、下山予定の北尾根ルートを過ぎロープウエー駅まで少し歩くと下山客の行列、孫が駅まで運行時間を聞きに行くと2時間以上の待ち時間だそうです。最終便は午後5時、今は4時前、臨時便は運行されるそうですが6時ごろになるとの事です。

011.JPG  下山には、最初の予定通り少し戻って北尾根ルートを歩く事にしました。北尾根ルートの下山は自然研究路のコースから入ります。この道は比較的平坦で楽に歩けます。北尾根コースに入ると前半は稜線上で楽ですが、後半は道幅も狭く急な下り道です。以前よりも崩れて荒れているようで、大きな岩が散乱している場所ではロープが張られています。
  段差の深いところもあり、降りるのに苦労する場面もあります。段差の深いところには以前はなかった短い木製の階段があり、前向きに座って一段ずつ下りました。先頭に中学1年の孫娘が、自分の後ろに高校1年の孫がついてきます。70代の頃は余裕で下山できたのですが、後期高齢者としては筋肉痛もあり、下山に時間をかけて写真を撮る余裕もありませんでした。結局、3組の下山者に抜かれましたが、無事に登山口に下山しました。
 登りに難しいくじらの滝ルートを選んだのに対し、下山は北尾根ルートを選んで変化に富んだ周回ルートとなり、孫との思い出に残る楽しい登山となりました。
 
   疲れた〜、きつかった〜、早くお風呂に入りた〜い・・・・・・ 
(上記文章校正 AI(人工知能)対話ソフト「ChatGPT」)


● 参 考
 登山口∼(くじらの滝コース)∼山上駅舗装道合流点 距離:2.41km  
 2時間位の所、高齢者で休憩を入れ3時間30分かかりました。
 合流(舗装道)∼三角点(山頂) 距離:565m、登山口高度差:613m
 三角点∼白樺食堂∼葛城高原∼北尾根コース分岐 周回距離:810m
 北尾根コース(自然研究路)下山口∼登山口(ロープウエイ) 距離:2.48km

● 追 記
 ロープウエー駅では最終バスが出た後で御所駅迄(約一時間)歩こうと思ったのですが一緒になった女性グループが年齢を聞いて驚いてスマホでタクシーを手配してくれました。有り難うございました。 時間も遅いので御所市内で夕飯と思っていたのですが、孫たちのリクエスト、急行電車で45分、あべのハルカスに。再び高所のビルの食堂街をウォーキング、最終オーダーで三人の思い出残る夕食になりました。
 ● ChatGPT
【今回の紀行文を今話題のAI(人工知能) 対話ソフト「ChatGPT」で会話形式で即答してくれた感想文です】

 孫との登山は貴重な経験となりますし、自然の中で美しい景色を楽しむこともできましたね。ツツジの花の絨毯や金剛山の雄大な姿は、きっと素晴らしかったでしょう。
 登山ルートを選ぶ際、奈良県側からの交通の利便性を考慮したようですね。バスでの移動は混雑するかもしれませんが、臨時バスの増便などでスムーズに進めることができたのではないでしょうか。車の場合は渋滞が予想されるため、公共交通機関の利用がおすすめですね。
 登山中に足の筋肉痛を覚えたようですが、無理せず休憩やペース調整をしながら進んだことが大切です。年齢に関係なく、自分の体力や状態に合わせて登山を楽しむことが大切です。
 最後は北尾根ルートを下山されたようですね。自然研究路のコースは比較的平らで楽に歩けるとのことでしたが、後半は道幅が狭く急な下り道となりますので、十分に注意しながら下山されたのでしょうか。
 思い出に残る楽しい登山となりましたね。疲れた身体をお風呂で癒してください。次は金剛山への登山も計画されているようですね。自分の体力や気候などを考慮しながら、また素敵な思い出を作れる登山になることを願っています。安全第一で楽しんでくださいね。
  関連ページ→「弘川寺道コース」 弘川寺から葛城山【213】
        「天狗谷道コース」 天狗谷道〜大和葛城山【174】
        「北尾根コース」   大和葛城山〜岩橋山【109】
        「櫛羅の滝コース」 大和葛城山〜水越峠【79】
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