● 目の前を
渡船が走る 天保山 4.5m頂上に立つ‥‥オモイツクママ 国土地理院の地形図の山として日本一低い山を孫と二人で無事に登頂 (山としては日和山(宮城県)が3mで一番低い)
久しぶりの登山、今回はあまり暑いので日本一低い山と話題の天保山 二等三角点(標高:4.53m 点名:天保山 2014.4.1改算)の登頂を目指してきました。
孫も2歳、しっかりと一人で歩くようになったので、初めての登山として天保山にリュックを背負って元気にハイキング登頂記念証もしっかりと戴いてきました。
コースは大阪地下鉄中央線、大阪港駅から北に歩いて安治川沿いにある天保山マーケットプレースに立ち寄る。暑いのでここで休憩の あと、隣接する大観覧車(一人700円)に孫と「バッチャン」たちと乗る事に。
世界最大級の地上高112.5m大観覧車から見る海遊館も気になりましたが、これから登る天保山を見おろし、安治川河口から大阪湾を行き来する船も良く見えます。
(後方 天保山→) さあ登山に出発、まず腹ごしらえと昼食を腹いっぱい食べてから登山口のある公園に。西ルート縦断コースから登頂。最初から急な階段を登り暑い日ざしに汗でぐっしょり、 ママ達がバテているのに一番元気な孫は登頂を果たし、バンザイをしました。足元には二等三角点、そして立派なプレートの前で記念撮影。 (因みに二等三角点のある一番高い山は富士山、そして一番低い山は天保山だそうです。)
その後はここから眼下に見える天保山渡船場に。 そして渡し船で対岸の桜島にクルージング、乗船する人はほとんど自転車(単車は不可)と共に多くの人でほぼ満員。
船上から見上げると桟橋の上、木の茂ったところが天保山頂、先ほど乗った大観覧車が空高く、 海の上は多くの船が白い波を蹴立てて走ります。孫にとって初めての船旅?です。
岸壁間は400mで対岸の桜島桟橋に。
ここから歩いて10分ほどの所にテーマパーク・ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)があり朝晩は通勤の人で一杯、働く外人さんも多く乗っているそうです。僕たちは同じ船で引き返しました。新たな乗船者は8人で全員自転車と共に乗ってきました。(渡し船は市道で乗船料は無料、市内に8ヶ所あります)
天保山桟橋から元に戻り、下山は南ルート北壁コース?を歩き、バス停前をママ達は乗ろうとしないのでそのまま歩き、途中の喫茶店「ロマン」で休憩。
この店で登頂記念証を発行してくれると言うので頂きました。
登山に際し事故、遭難に気をつけて下さいとあります。今までは遭難事故は一度も無いとの事でした(笑)。
無事に全行程を孫は歩いて大阪港駅に到着しました。
●以前から登頂記念証は天保山山岳会が登山証明書を発行(発行手数料 10円)している喫茶店「山小屋」は現在休業中、2010年秋に再開予定。
●今回は喫茶店「ロマン」で(無料)、天保山商店会 天保山公園愛護会発行、高さ4.5メートルの天保山登頂記念証を発行しています。
■日本一低い山・天保山の二等三角点(山頂) ・場所 大阪市港区築港3丁目 天保山公園北隅。明治天皇観鑑之碑 の東側。北緯34度39分29秒。東経135度25分58秒。標高4.53m。 ・設置年 明治44年(1911年)
旧大日本帝国陸地測量部(現国土交通 省
国土地理院)設置。 ・標高の推移 大正10年7.2m>昭和42年7.1m>昭和52年4.7m>昭和62 年4.5m>平成5年4.5m〜地形図から山名抹消〜地元有志27名の署名
を集め、山名復活運動の末・・・・ 平成8年(1966年)『4.5m』〜地形図に山名復活〜 現在に至る (天保山山岳会ホームページより転載)
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