2005年9月27日
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◆ 神戸市立森林植物園〜トゥエンティクロス〜布引の滝 |
神戸市立森林植物園からトゥエンティクロスをハイキング、布引の滝に立ち寄って晩秋の一日を過ごしてきました。 梅田駅から阪神電車で神戸新開地まで特急に乗車、到着すると丁度同じホームに並んでマルーン色の阪急電車が! どちらが早かったかな、乗り心地は、同じようなものですかね。 JRの方がロマンスシートで良かったかも知れない! 同じ構内にある神戸電鉄有馬線に乗り換え北鈴蘭台駅に到着。 ここで無料バスに乗り換え神戸市立森林植物園まで行く予定だったのですが信号待ちの目の前でバスが発車。 1時間に一本とは! う〜ん、歩くと一時間あまり舗装道路を。すると天の助けか目の前にタクシーが、ハイキングにきてタクシーとは少し抵抗はありましたがスルッと乗っていました。 森林植物園には300円払って入園、この正門から東門まで単に通過地点のつもりである。 しかしあまり広いので道に迷って園内をぐるりと歩き周りました。 園内を山田道ハイキングコースが縦断しています。 総面積142.6ヘクタールの植物園で、昭和15年に開設され、六甲山をはじめ日本の代表的な樹木や世界各地の樹木を原産地別に植えてあるそうです。 森林展示館の他、あじさい園、さくら園、つつじ・しゃくなげ園等がありました。 もうお昼も近かったので芝生広場で昼食にする。 ここから長谷池を通って野鳥の森に入り細い道を池伝いに下る。 もう9月も終りと言うのに、まだせみが鳴いている。ミ〜〜ン ミ〜〜ンとながく気だるそうに。やっと植物園の東門を出た。 門前の小さなせせらぎを石伝いに渡ると左側に徳川道、桜谷出会いを経て摩耶山や六甲山牧場へと続きます。 (江戸末期に参勤交代の神戸港開港で外国人とのトラブルを避ける為西国街道へのバイパスとして作られたが完成後2日で幕府が崩壊した。) 私達は右側に渓流沿いのトウエンティクロス(twenty cross)を市が原目指してハイキング、沢道を何度か右岸、左岸と大きな飛び石伝いに渡りながら植物やバッタ、トンボ、カマキリ、ヘビ等を観察....もう秋です。 明治時代に、この道を居留外国人が歩いたとき、20回(twenty times)も右岸左岸と渡り歩いたところから名付けられたそうです。現在は数回程度で足を滑らさないように注意して歩く。 途中に大きな岩石がごろごろと神戸淡路大地震のときに崩れた石だろうか。幾つかの堰堤を巻いて摩耶山、そして地獄谷、天狗道などの分岐をやり過ごしながら市が原に、桜茶屋ほか数軒の茶屋の建ち並び、春は桜の名所でもある。 此処からの六甲山従走路を左右にやり過ごし、布引方面へ下る。 しばらく行くと六甲断層が足元を通って左右にずれているそうです。 今此処でさらにずれて地震が....神戸大震災が思い出されます。 やがて布引貯水池に下りてきた。湖面に深い緑の森を映し静まり返っている。 震災後に補修された新しいダム堰堤から見上げるとハーブ園への新神戸ロープウェイが行き来しているのが見える。 眼の下には神戸の街が手前には新神戸駅にあるオリエンタルホテルの高層ビルが手の届きそうに見える。簡易舗装された遊歩道、流れ落ちる生田川の渓谷沿いを下る。 (生田川は摩耶山や六甲山牧場あたりから流れはじめ、トエンティクロスの渓流をつくり、いくつかの砂防ダムをこえやがて布引ダムに満々と水をたたえます。船に積み込み赤道をこえても腐らないおいしい水と評判になったコウベウォーターはこの布引貯水池の水です。) 途中の急な階段を下り、布引雄滝に立ち寄る。ほかの雌滝、夫婦滝、鼓滝を総称して布引の滝というそうです。 素晴らしくきれいな滝で、しばし流れ落ちる滝の水しぶきを見ながら休憩。此処からは、もう新神戸駅はすぐです。 先ほど上から見下ろした、駅構内に続くオリエンタルホテルの喫茶室でコーヒーを飲みながら疲れを癒す。 新神戸駅からは三ノ宮駅をへて無事に大阪駅へ。 関連ページ →播磨アルプス【199】高砂市・高御位山 須磨アルプス【194】旗振山〜鉄拐山〜栂尾山〜横尾山 神戸・摩耶山【185】市ヶ原〜天狗道〜上野道 宝殿橋〜六甲山【163】石の宝殿〜六甲最高峰〜魚屋道 六甲山最高峰【157】東お多福山〜六甲最高峰〜魚屋道 六甲・徳川道【80】森林植物園〜穂高湖〜六甲山上駅 トゥエンティクロス【39】 森林植物園〜布引の滝 |
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