摩耶山への登山は新神戸駅から布引の滝に、そして市ヶ原を経由して歩いてきました。夏の間は暑さで歩いてないので久しぶりにハイキング感覚で市ヶ原からはトゥエンティクロス、徳川道、そして穂高湖から摩耶山に歩く予定でしたが・・・・・・。
結局、市ヶ原からは稲妻坂を歩き摩耶山・掬星台(きくせいだい)に、下山は上野道をJR灘駅まで歩行距離、約11.1km歩きました。
三ノ宮駅から地下鉄で新神戸駅に、ここから生田川沿いの布引の滝方面に歩きます。直ぐ左に北野異人館街、次ぎに城山・滝見城址方面を見送り登り坂を10分足らずで雌滝です。「布引の滝」はこの生田川の渓流(布引渓流)に位置する四つの滝を総称して呼んでいます。
下流から布引渓流に流れる雌滝(めんたき)、堤滝(つつみだき)は滝見台が川に張り出しているが滝は見づらい、夫婦滝(めおとだき)、雄滝(おんたき)と素晴らしい名瀑が次々と。
道は舗装された登り坂が続きます。路辺には歌碑が設置されている。途中には見晴らし展望台がある、さらに進むと「猿のかずら橋」、ダムの水がオーバーフローした時に見られる、「五本松かくれ滝」。(平成19年命名)
上流の雄滝を過ぎて20分も歩くと神戸市の水道用水源地、布引貯水池(布引五本松ダム)である。ベンチもありゆっくりと景色を見ながら休憩できる。
さらに布引五本松ダムから10分ほど歩くと右に布引ロープウエー「風の岡」への分岐、ここはまっすぐ「市ヶ原」に歩く。
あけぼの茶屋 (廃屋?)
、桜茶屋(休業)の前には新しい綺麗な水洗式トイレがあります。六甲全山縦走路が交差します。この辺りで最近イノシシが多く出没、6〜7人の係員の人が調査しておられました。
やがて天狗谷道(六甲全山縦走路)への分岐で標識の横にシェール道、
トゥエンティクロスへの直進は通行止めの案内板である。久しぶりで軽いハイキングの予定だったのだが。
仕方がないので右に稲妻坂(天狗道)に歩く、丸太の階段が続きます。平 坦な尾根道に出るとハーブ園山頂駅からの合流(ここからは前回妻と歩いています)。やはり稲妻坂は急な登りです、やがて学校林道への出合。少し休憩します。
ここからは上り下りがあるが比較的平坦な道を歩きますが、やがて急登の露岩の道が待っています。
60代の頃は何とも思わず楽しく登りましたが、片目を失明してから70代半ばになると流石に疲れます。露岩の下りはストックで段差を測りながら、ここだけは若い人の倍近い時間を掛けて歩きます。
下ると再び登り返します。これが何回か繰り返します。
やがて電波塔(標高702m)の横に出る。舗装された道を少し歩くと標識に従って右に階段を登ると、天狗岩大神の社があり、ここの巨石は天狗岩と呼ばれ、行者が摩耶山の天狗を封じ込めたといわれる。祭神は天狗岩大神、石丸猿田彦大神とある。その左手(社の背後)に国土地理院の三角点 摩耶山(698.6m)の標柱(三等三角点
点名:摩耶山)がある。
神戸1000万ドルの夜景で有名な摩耶山展望台のある掬星台はここから数分です、疲れました〜。 ここから神戸の大パノラマを楽しみます。
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休憩の後、下山はロープウェー星の駅の乗り場に行くとなんとシャッターが下りていて、営業運転していません。(火曜日定休! なんで〜!!)
歩いて下山するか!とバス停で考えていると、このルートが始めての若い女性も迷っておられる様子。時間も遅いのでご一緒に上野道に歩くことにしました。途中から青谷道もありかと考えていると下山中のシニア(81才)の方に話しかけると上野道を下山されるとの事で3人でゆっくりとお話をしながら下山しました。
JR灘駅まで歩いてお別れしました、摩耶山登山での一期一会、再びお会いすることはないでしょうが、登山の楽しい話をして頂きながら先輩、後輩から元気を頂きました。良い思い出になりました。御一緒して頂きありがとうございました。