オモイツクママ

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くろんど池〜生駒・高山
    ハイキング
【277】

令和2年3月3日(火)
ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
● くろんど池〜高山城址〜竹林園〜高山八幡宮〜 (Mar.10,2020 UP)
● 薄日射す 府民の森に 野鳥の声 春をさがして 人影ふたつ‥‥オモイツクママ
   3月初め、私市から府民の森を歩き、伝統工芸品高山 茶筌の産地にハイキング
 今回のハイキングの前半は大阪府民の森「くろんど園地」までは起伏に富んだ道でゆるやかに流れる清流沿いを歩きます。後半は府県境を跨いで奈良県生駒市の「くろんど池」からで一部(高山城址)を除いて舗装された県道で平坦なハイキングです。

 10:40
 スタートは京阪・私市駅(きさいち)から月輪の滝、くろんど園地、くろんど池、高山城址、竹林園、高山八幡宮そして高山製菓工場でおかきを購入、近鉄けいはんな線・学研北生駒駅に歩きます。
 15分ほど歩くと月輪の滝は途中左に木の階段を上り堰堤に歩く手前、右に尺治川に架かる小さな木橋を渡り、狭い岩の間の石段を少し登ると小さな滝が現れます。この辺り一帯は獅子窟寺の寺域と思われこの月輪の滝は修験者の修行の場として神聖視されていたそうです。
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 戻って木の階段を上ると堰堤の上に出て、先に進みます。私市駅より50分、大阪府・府民の森くろんど園地で休憩所にはトイレもあります。
 ここからそうげんの路、こだまの路、やまごえの路、みはらしの路から獅子窟寺へのコースそよかぜの路、さわわたりの路と多くのコースが整備されています。中央にはおおさか環状自然道が通り四季折々の花々や野鳥などの美しい声など自然との出会いと起伏に富んだハイキングコースが楽しめます。休憩所はY差路に有り、広い道で右前方に進むと「きさいちCC」から岩船神社、ほしだ園地に続きます。(写真下・左)
 
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11:30
 此処は左に直進、160m程歩いて道を右に分かれくろんど池方面の清流沿いに歩きます。この先は岩石が転がる岩場で歩きにくい狭い登り階段の道になっています。距離は短いが一番変化に富んでいます。足元に注意して歩くと、やがてくろんど園地のゲートです。
 
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004.JPG  ↑地図をクリック地理院地図にリンク
 ゲートを出ると、ここからは奈良県に入り平坦な道です。やがてくろんど池が見えてきます。湖畔には松林に囲まれた芝生広場が、広がりくろんど荘の建物が建っています。バーベキューも楽しめ、トイレ、休憩ベンチも設置され、キャンプ場に駐車場、広大な「くろんど池自然公園」には貸しボートも楽しめます。
 

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12:00
 此処で昼弁当にします。池には数10羽のカモが泳いでいます。ハイカーの他にもドライブ旅行の家族連れの子供たちも楽しんでいます。
 この先湖畔を歩いてくろんど池と高山溜池を分断している県道を歩き、左に池の端で土地改良区の建物が見て、道は大きく右にカーブしている所を反対側に県道を横断します。渡るとガードレール横には案内標識が立っています。
 
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12:30
 落ち葉の積もった幅2m程の歩き良い山道に歩きます。途中からは舗装された自動車道に入り資材置き場があります。道は曲がっていますが右に鉄塔を見て歩き突き当りに高山城址への標識があります。ここからは細い山路で道なりに歩きます。最後に長い階段があり登り終えると城址でベンチもあります。
 
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12:40
 休憩後、歩いて来た道を戻ります。先の鉄塔まで戻り案内標識に沿って東海自然歩道に歩きます。(写真下・左)

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 橋を渡ったT字路(写真下・右)を右に川沿いを550m歩くと十字路で標識に沿って川を渡り直進、狭くなった道を歩いて竹林園に歩きます。
 又は、標識の所を右折して自動車道を歩き西庄田バス停、たんだ橋バス停、そして川沿いに歩くと左に竹林園です。
 
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13:25
 手作業で丹念に造られる茶道具の産地として伝統を持つ高山、伝統工芸品高山茶筌(ちゃせん)の産地として知名度が高い。ここ、高山竹林園は資料館には様々な茶道具の茶筌、茶杓、柄杓、花器が展示され販売もされている。また有料でお抹茶体験もできます。日本庭園には竹生庵(茶室)、竹の生態園が整備され、ゆっくり散策出来ます。
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14:00
 さらに県道を南下、10分ほどで富雄川左岸に高山八幡宮です。高山地域の領主「鷹山氏」の氏神・武神として749年八幡神を祀り、一族は茶筅(ちゃせん)の製作を生業とした。1988年8月本殿は国の重要文化財に指定されています。
 
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14:20
 次に約650m、県道を歩き最後に高山では知られたかきもちの高山製菓(株)に立ち寄りおかきを購入します。道路を挟んで駐車場もあり工場の入口は大きな出荷用のトラックが占領しています。入口のシャッターは前に立つと自動で上がるユニークな上下のシャッター、そして二つ目のドアを入ると事務所風のカウンター、工場内にて販売をしています。
 
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14:50
 015.JPG此処からさらに約2.2km県道を南に歩いて近鉄けいはんな線の学研北生駒駅です。この路線はOsaka Metro (旧・大阪市交通局) の中央線に相互乗り入れをしています。(第三軌条方式・直流750V)
 写真の20系車両は1984年(昭和58年)から大阪市営地下鉄の中央線・谷町線に投入され、2006年(平成18年)3月の近鉄けいはんな線開業に伴いけいはんな線・中央線に全車両が移籍されました。

 ● 行 程:京阪私市駅―1.22q―月輪の滝―1.05q―くろんど園地休憩所―
     1.02q―くろんど池―1.66q―高山城址―1.44q―竹林園―0.85q―
     高山八幡宮―0.65q―高山製菓(株)―2.2q―学研北生駒駅 
  歩行距離:約10.01q   行程時間:4時間30分
関連ページ・私市周辺 → ほしだ園地【241】星のブランコ〜磐船神社
             ほしだ園地【127】(12/07 紅葉)
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