大阪梅田から市内中心部を南下、お初天神、中之島を東に天満橋、大阪城そして難波宮遺跡にハイキングをします。阪急百貨店斜め前の曽根崎警察署前からスタート。
(国土地理院地図(地理院承認済)のウォーキング・ルートマップを添付します。
ルート地図は参考の為、個人的にコピーされて「グループ内で私的に利用する」のには問題ありません)
最初に訪れるのは近松門左衛門「曽根崎心中」
で有名なお初天神を訪ねる。
御堂筋と平行に南北にアーケードのある曽根崎お初天神通を南に歩きます。
お初天神(露天神社…つゆのてんじんじゃ)は旧曽根崎村の村社で近松門左衛門「曽根崎心中」で一躍有名になった。
お参りの後、南側(表参道)に出ると東西に走る国道一号線を左(東)に少し歩くと新御堂筋にかかる歩道橋がある、その上の陸橋を対角の東南角に降ります。
ここから新御堂筋を南にやがて御堂筋と合流する直ぐ手前左に米国大阪総領事館。道路には警察の車両がそして警察官が歩道上に10数人警備しています。写真を撮ろうとすると撮影は禁止だそうで制止されました。道路の反対側に交番がありその横から米国の紋章を描かれたビルを撮影しました。
歩行距離 約7.76km
更に御堂筋を南に堂島川にかかる大江橋を渡ると中之島です。大
阪市役所、道路反対側の古風な建物は日本銀行大阪支店旧館である。
大阪市役所の受付で平松前市長の時代に毎年5月頃から公開されていた屋上緑化庭園での散策許可を求めると、橋下市長になった24年度からは一般公開の予定はされていないとの事でした。 残念であるがトイレだけ借りて、そのまま中之島を東に歩く。
中之島図書館(ネオ・バロック様式、重要文化財)、大阪中央公会堂(ネオ・ルネッサンス様式、重要文化財)、市立東洋陶磁美術館(安宅コレクション、国宝・重要文化財多数)と大阪の歴史ある建物が続く。
中之島公園のバラ園が今見頃で美しく咲いている。多くの人が散策して楽しんでいる。中之島の上を横切る道路は阪神高速環状線です。
やがて中之島の最東端、
大川(旧淀川)は中之島を挟んで北側を堂島川、南側は土佐堀川として流れる。
此処をゆっくりと水上バスがクルージングしている。
中之島最東端に架る天神橋を渡り京阪天満橋駅に大川べりを歩く、良く整備された遊歩道(プロムナード)には、カフェが並び川の駅・
水上バス八軒家浜船着場がある。そして並ぶ大きなビルが京阪天満橋駅ビルである。遊歩道から谷町筋に出ると京阪東口に歩く。京阪電車が地下から地上に出て来る所です。反対側はテレビ大阪の建物、ここは見学受付をしていないという。
まもなく京橋口、北外堀を渡って外堀沿いに青屋門から入る。
見上げるときらびやかな大阪城天守閣がそびえている。目の前に大きな石垣が門を入ると、ここはもう大阪城内である。次に内堀にかかる極楽橋を渡ると天守閣のある本丸である。 時間があればゆっくりと楽しもう。外国人が多く英語、韓国語、中国語に混じって日本語! 本丸広場にはお好み焼き、たこ焼きの店などが並ぶ。天守閣にはエレベーターもあり内部は博物館になっていて各階にはいろいろな歴史的な展示物もあります。もちろんお土産の売店も。 二階までは階段だったが城の西横に最近エレベーターの塔が老人や障害者に優しい……少し歴史的には見苦しいが。
次に西の丸庭園に入る、ここは嘗て徳川家康も政務を行った所である。
豪華な建物の迎賓館、石造火薬庫の焔硝櫓、茶室豊松廣 乾櫓 楼版櫓がある。ここから眺める天守閣は美しい。散策を終わって内堀にかかる入り口の桜門を通り、外堀にかかる大手門から城外に。
天守閣と向かい合って
大阪府庁の堂々とした建物が日章旗と豊臣秀吉の千成びょうたんをデザイン化した府庁旗がたなびいている。並んで大阪府警本部、NHK大阪放送局、大阪歴史博物館・・・・ 高速道の下を渡ると広々とした難波宮の遺跡がビルの谷間に広がっている。古の都を偲びながら東に歩くとJR、地下鉄、森之宮駅は近い。
(参考……約10km、3時間の行程でした、見る場所が多いので時間に余裕を)