オモイツクママ

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 ◆瓢箪山駅〜枚岡駅
     ハイキング
【270】

令和元年9月3日(火)
ハイク登山 エッセイ 旅行日記 短編小説 詩(poem) スキー紀行 写  真
● 生駒山麓 瓢箪山駅〜枚岡駅ハイキング  (2019. 9. 9 UP)
● 生駒山 らくらく道と あなどれど されど山道 楽も苦もあり‥‥オモイツクママ
   らくらくセンターハウス〜みはらし休憩所・展望デッキ〜神津嶽休憩所
 近鉄大阪線・瓢箪山駅から「なるかわ谷コース」を歩いてきました。駅を出るとアーケードのある商店街を南に400mほど歩き左にローソンを過ぎて次の角、東大阪東保健所を左(山手)に曲がります。(車は一方通行進入禁止です)四条リージョンセンター(やまなみプラザ)四条消防署分署と続き、やがて大池公園。右側の道を取りそのまま道なりに歩くとなるかわ谷コースです。らくらく登山道はなるかわ谷コースの途中、住宅が無くなったころ、右に小さな公園があり階段を上った所で合流します。 

 8月は登山を自粛していましたが9月になって足慣らしにと目的はなしに生駒山中腹を一人で歩いてきました。生駒山麓を南北に走る「らくらく登山道」のゲート近くまでは町の中を歩きます。らくらく登山道は広い舗装された道路(一般車両通行不可)でゲートから神津嶽ふれあい広場(休憩所)まで、北方向にゆるやかな登り道で約2.7kmで、さらに道は国道308号に続きます。「らくらくセンターハウス」は火曜日が休館日で駐車場には入れません。歩行者はゲートの横を通り抜けて入ることが出来ます。
 
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 鳴川峠にはらくらく登山道に入らず細い登山道を直進します。
 しばらく歩くと先のらくらく登山道が右から左に交差します。左にはらくらく登山道の赤いトンネルが見られます。
 


 鳴川方面の登山道は直進します。左にお地蔵さんが並んでいます。川沿いの道を歩くとやがてダム、大きく迂回しながら登ると目の前に水車小屋跡のあずま屋があります。
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 ここで休憩、直進すると鳴川峠ですが今日は左に「いしだたみの路」を歩きます。いしだたみと言っても大きな石がごろごろした急な上り道です、しかし道はしっかりしています。歩きなれた道ですので写真は撮りません(撮る余裕もありません)。
 80才目前になるとやはり足元に気を使います。 直進して鳴川峠に歩いたほうが楽だったかな〜と反省する年齢です。
005.JPG  やがて登山道は生駒山の中腹を南北に走る舗装された管理道に出ました。いしだたみの路出合です。管理道を渡って道はさらに続いています。急な石段に手すり、急こう配の舗装された道は苔が生えて濡れている所は登山靴でも滑ります。
 八代龍王「神感寺」境内です、八重姫龍神社そして手水舎があり、身を清めると拝殿はさらに長い急な石段を登った所にあります。木立の生い茂る中、誰一人いなく森閑とした佇まいです。
 ここ八代龍王神感寺は生駒国定自然公園 鳴川園地内にあり、祭神を八代龍王大神、宗派は真言宗醍醐派です。御幣護摩祈祷の月例祭が行われているようです。 数台の駐車場もあり何処から入ってくるのでしょうか! (多分、暗峠でしょう)
 
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 ★ 神感寺跡と八代龍王神感寺について簡単に整理してみました。
 
 旧神感寺は、鎌倉時代から室町時代にかけてこの地に栄えた真言宗の大寺院だったようです。発掘により各所から奈良時代末〜平安時代の各種古瓦・陶磁器をはじめ、仏器、銭貨、石臼、土仏、石燈篭片などが出土し、各種の資料から、この寺は奈良時代末に創建され、鎌倉時代に大いに栄えたのが、南北朝時代に南朝方の城砦となって消失し、室町時代に入って一時再構されたことがわかる。 (東大阪市教育委員会・抜粋)
 
 八代龍王神感寺は旧神感寺遺跡の西に昭和10年に初代岩佐亮教師は竜神の神託により八代龍王三宝教会が創設されたことを起源とする。遺跡発掘から「神感寺」銘の古瓦を得て、往古の「神感寺」の名称を継続、昭和26年八代龍王神感寺と号された。現神感寺の地も旧神感寺の坊舎などの跡地と思われ、建設工事で、屋根瓦や各種の仏器などが出土している。 (八代龍王神感寺・縁起要約)
 八代龍王神感寺からは東に歩くと生駒縦走路です。足慣らしにしては少し歩き過ぎたかな〜。ここから府民の森「ぼくらの広場」から枚岡公園の下山ルートは緩やかですが距離はある。 
 今回は先の管理道に戻って舗装された広い管理道を北に歩きツバキ園を左右に見ながら客坊谷コースを下山することにします。客坊谷コースと交差する所に木製の新しい客坊展望台(2019年)が建っています。下山路は草に覆われ見分けが付き難いが案内標識を頼りに探すと展望台の崖寄りに見つけた。ここからは急な下り階段で約650m、道はしっかりしている。足元をしっかり見ながらストックを頼りに下る。

006.JPG  らくらく登山道の客坊大橋に出ました。らくらく登山道を北に約1100m「神津嶽ふれあい広場」に歩きます。途中見晴らし広場の展望デッキから大阪平野を見渡せます。
 神津嶽ふれあい広場の休憩所はトイレの設備もあり多くの人々休憩しています。
 ここから下山は神津嶽コースを歩きます。

 下山開始後すぐに枚岡神社創祀の地・元宮があります。ここは巻くようにして緩やかな道を下ります。やがて枚岡展望台、最後の休憩所です。左に歩けば枚岡公園方面にゆるやかな下り坂で近鉄・枚岡駅です。
 右に歩けば豊浦橋・国道308号を渡ってさくら広場から額田山展望台そして近鉄・額田駅に歩けます。

 ● 近鉄・瓢箪山駅〜なるかわ谷コース〜いしだたみの道〜八代龍王「神感寺」〜らくらく登山道
   〜客坊谷コース〜客坊大橋〜府民の森管理道〜神津嶽コース〜近鉄・枚岡駅。
    標高差:390m(枚岡駅・神感寺)、歩行距離:約7.68km

 今回の神津嶽コース、客坊谷コース、なるかわ谷コースは「なるかわ園地」を通る生駒縦走コースに接続します。
  関連ページ→
      額田駅〜生駒山頂〜宝山寺【286】(摂河泉展望コース〜生駒山頂)
      石切駅〜管理道〜興法寺【282】(くさかコース〜辻子谷コース)
      鳴川峠・十三峠【280】(瓢箪山〜鳴川峠〜十三峠〜平群)
     生駒山麓ハイキング【270】(なるかわ谷、らくらく登山道)
      暗越・奈良街道【267】(国道308号線〜暗越奈良街道)
      水呑地蔵尊・生駒山麓【253】(客坊谷コース・十三峠)
      生駒山〜宝山寺【239】(摂河泉展望コース)
      高安山から信貴山【236】(恩智神社〜朝護孫子寺)
      鳴川峠〜千光寺【208】(なるかわ谷コース)
      辻子谷〜生駒山〜宝山寺【145】(辻子谷コース)
      暗峠〜鳴川峠〜十三峠【139】(神津嶽コース、生駒縦走コース)
      信貴山〜高安山【135】(朝護孫子寺、信貴山、高安山)
      生駒山〜暗峠 【89】(摂河泉コース、生駒縦走、客坊谷コース)
      枚岡梅林〜暗峠【72】(神津嶽コース)

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